もはや「謎装備」! クルマのワイパーが「ミラー」や「ライト」にもあった!? 意外な役割とは
ヘッドライトを「拭く」ためだけのワイパーもあった!?
マークIIなどに装備されたサイドウィンドウワイパーもオプション選択であったために、最初から装着する人が少なかったのが現実です。
当時でも、サイドウィンドウに水滴が付着したら、ドアガラスを開け閉めすることで水滴をぬぐっている人は多数いました。
しかし、サイドウィンドウワイパーが廃れても、雨天時の水滴を何とかしようとする思想は受け継がれ、あらかじめ撥水加工をしたドアガラスのほか、親水機能や超音波雨滴除去機能、ヒーター機能を持たせたドアミラーも登場しました。
カーアクセサリーでも、水滴を弾き飛ばして付着させなくするフィルムやコーティング剤などの製品も市販されています。
またこのほかにも、変わったワイパーがありました。それは「ヘッドライトワイパー」です。
走行中に付着した汚れを拭き取るもので、1970年代から80年代にかけて、欧州車や悪路を走行する本格四輪駆動車などを中心に普及していました。
その後、併用されていたウォッシャー機能(ヘッドライトにウォッシャー液が噴射される)だけが残り、ヘッドライトワイパーも1990年代には廃れてしまいました。
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現在、さまざまな先進運転支援システムが登場するなか、ゴムブレードで窓の水滴を拭うという、実に単純で昔ながらのワイパーは、今でも採用され続けています。
この先これに代わる画期的な装備が登場した際は、多くのユーザーを驚かせるに違いありません。
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