スズキが新型「ジムニー5ドア」正式発売! ユーティリティが向上、さらなる魅力は? 価格は約215万7400円から、インドに導入へ
スズキ「ジムニー5ドア(インドではジムニーとして販売)」がローンチされました。インド発の映像から見えるジムニー5ドアの魅力とは、どのような部分なのでしょうか。
インド発の映像から見えるジムニー5ドアの魅力とは?
2023年6月7日、ついにインド国内でスズキ「ジムニー5ドア(インドではジムニーとして販売)」がローンチされました。
インドでは、かつての「ジプシー」というロングバージョンの新型として期待が高まっています。
5ドアモデルのフロントグリルのデザインについては、最初は疑問に思ったかもしれませんが、オフロード走行でも力強さと存在感を放ち、高級感も備えていることが分かりました。
日本では多くのユーザーがアフターマーケット品に交換するかもしれませんが、5ドアではそのままのデザインでも十分な印象を与えるでしょう。
内装については、オーディオ以外は相変わらずの質感とデザインですが、その古さが受け入れられるという利点もあります。
新型のタッチセンサーパネルユニットは、インパネの中で存在感を放っていました。
Apple CarPlayやAndroid Autoとの連携やBluetooth接続は、特に目新しいものではありませんが、上位グレードの「アルファ」にはフランスのアルカミス社の高級オーディオシステムが標準装備されているので興味が湧きます。
現行モデルではジムニーのサウンドシステムがユーザーから不評で、高速道路ではほとんど聞こえないという声がありました。
新しいシステムではどんな音場になっているのか、非常に楽しみです。
注目すべきは、車内後部のユーティリティです。
写真では「開口部が小さく乗り降りしづらそう」という印象を持っていましたが、動画では意外にも乗り降りしやすそうです。
ただし、雪道やオフロード走行後はドア内側のアーチ部分が汚れているため、衣服に付かないように注意が必要です。また、高齢者が乗り降りするのはやや困難かもしれません。
後席は2段階のリクライニングが可能で、3ドアモデルの後席よりも快適そうです。
ルーフトリムもえぐられ、レッグスペースも広く見えますが、身長175cm以上の人にとっては微妙な広さかもしれません。それでも、ロングドライブに耐えるだけの居住性は確保されているでしょう。
残念なことに、ドリンクホルダーが依然として少ない点です。
後部座席の利用機会が増えることを考えると、フロアトンネルの2つのホルダーだけでなく、後部ドアトリムにポケットが付いていると便利であったと思います。
ラゲッジルームは、ようやく「普通」の大きさになりました。
ある動画では、1泊2日の荷物を数個載せることができましたが、シエラではそれすらも載せられなかったため、収納力が大幅に向上したと言えるでしょう。
なお、現地のデータによれば、セカンドシート利用時のラゲッジルーム容量は211L、セカンドシートを収納した場合は322Lです。
シエラよりは広いですが、アウトドア派のユーティリティニーズを完全に満たすかどうかは微妙なところです。
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