新型「オシャレSUV」にディーゼルモデル登場! BMWのコンパクトモデル「X1」に新グレード追加 606万円

BMWの日本法人は2023年5月26日、コンパクトSUV「X1」にマイルドハイブリッドシステム搭載の新グレード「xDrive 20d」を追加して発売しました。

ディーゼルエンジン+マイルドハイブリッドでクラス最大級の燃費

 BMW日本法人は2023年5月26日、コンパクトクロスオーバーSUV「X1」に、新グレード「xDrive 20d」を追加して発売しました。
 
 X1 xDrive 20dは歴代X1シリーズでは初となるマイルドハイブリッドを搭載します。

初のマイルドハイブリッド設定モデルが登場したBMW「X1(U11)」
初のマイルドハイブリッド設定モデルが登場したBMW「X1(U11)」

 X1はBMWが展開しているクロスオーバーSUV(BMWではSAVと呼称)のなかでは最もコンパクトなモデルで、1999年の「X5」、2004年の「X3」、2008年の「X6」に続く4番目として2009年に登場しました。

 現行型は3代目(U11型)で、日本では2023年2月に発売。シリーズ初となるEVモデル「iX1」も新たにラインナップされました。

 ボディサイズは全長4500mm×全幅1835mm×全高1625mm、ホイールベースは2690mmです。

 スタイリングは、サイズの拡大された「キドニー・グリル」やBMWデザインの特徴である4灯スタイリングを進化させたLEDヘッドライトなど、BMW最新モデルに共通するもので、サイドはフラットタイプのドアハンドルを採用し空力特性を向上させています。

 インテリアは、メーターパネルとコントロールパネルを一体化させた大型ディスプレイを備え、さらにシフトレバーを廃してアームレストに操作系を納めたことにより先進的な印象を与えました。

 ラインナップは、ガソリンモデルとシリーズ初のEVモデルをラインナップしています。

 ガソリンモデル「xDrive 20i」は、最高出力204馬力・最大トルク300Nmを発揮する2リッター直列4気筒ターボエンジン+7速DCTに四輪駆動システム「xDrive」を組み合わせます。システムの高効率化と空力を最適化したことで、燃費はWLTCモードで12.9km/L、JC08モードで14.3km/Lを達成しています。

 EVモデル「iX1 xDrive30」は、66.5kWhの大容量リチウムイオンバッテリーに最高出力140kW・最大トルク247Nmを発揮する電気モーターを前後輪に搭載する四輪駆動です。

 一充電での走行可能距離は465kmで、システム全体での最高出力は200kW、最大トルクは494Nmにも上り、0-100km/h加速は5.6秒をマークします。(ヨーロッパ仕様での測定値)。

 そして今回新たにラインナップされるのは、クリーンディーゼルエンジンとマイルドハイブリッドシステムを搭載するxDrive 20dです。

 パワートレインは、最高出力150馬力・最大トルク360Nmを発揮する2リッター直列4気筒ターボディーゼルエンジンに48Vマイルドハイブリッドシステムを組み合わせ、7速DCTとともに四輪を駆動します。

 これにより、燃費はセグメント最大級となるWLTCモードで19.5km/L、JC08モードで22.6km/Lを実現したといいます。

 BMW X1 xDrive 20dの価格(消費税込)は606万円で、全車右ハンドルのみの設定です。

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