なぜこんな姿に? 和歌山の「歩道橋」が話題に! 「狙撃タイプの敵キャラいそう」の声も
和歌山県に存在する「歩道橋の跡」が話題となっています。どのような場所なのでしょうか。
味のある「歩道橋の跡」とは
日本各地には珍しい建物や道路が存在しますが、SNSでは和歌山県に存在する「歩道橋の跡」が話題となっています。具体的にどういった場所なのでしょうか。
塩芋(@Pondy_Sioimo)さんは、以下コメントとともに1枚の写真を投稿しました。
「なにこれめっちゃかっこええやんけ
調べてたら歩道橋の跡で、信号の周りだけ残して撤去したっぽい」
写真には交差点と思われる場所が写っており、その上には信号機が複数設置されています。
写真の中心には歩道橋の跡がありますが、さびが進んでいる様子がうかがえます。
この投稿を見たユーザーからは、「最高です」「まさに秘境って感じ」「こういうのなんか好き」といった声のほか、「狙撃タイプの敵キャラがいるやつ」と想像を膨らませるユーザーも。
また「地震などで崩壊した際、道路を塞いでしまうなどの支障が出るため、解体してると聞きます」といった声も見られました。
年季の入ったこの歩道橋の跡は、和歌山市内の中之島交差点にあります。
塩芋さんがゴールデンウィーク中に観光で和歌山城に向かっている際にたまたま発見したといい、地元の人からは「中之島ロータリー」という名称で親しまれているといいます。
歩道橋部分は2022年10月時点のGoogleストリートビューで確認できますが、手すりや階段の部分などがさびている様子が分かります。
11月には老朽化に伴い撤去されましたが、その際、地元ユーザーから「見慣れたものがなくなるのは寂しくもあるな」「撤去されたんだなあ」といった声のほか、「長らくシンボルとして愛されてきた中之島ロータリーの歩道橋が撤去されました!長い間ありがとうございました」と感謝の声も見られています。
ちなみに、ここは5本の道が接続する複雑な交差点であり、クルマで通過するにはなかなか難易度の高い地点といえます。
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塩芋さんは、投稿した経緯や感想について以下のように話します。
「信号機が載っていたり、形やサビ具合が好きすぎて投稿しました。
私はたまたま見つけましたが、このようなものが全国にあるかもしれないって考えると旅行がますます楽しくなると思います」
今回の投稿は、普段なかなか見かけない珍しい構造物だったといえます。近くを通る機会がある人は見てみるとおもしろいかもしれません。
このように日本全国には様々な経緯で珍しい形として残された建物や道路などが存在します。クルマで街を走る際には、探してみるのも良いかもしれません。
ストリートビューを引用する時はスクショではなく埋め込みじゃないとGoogleに訴えられますよと言っとく。