ガソリン価格やや上昇 レギュラー平均168.1円 「最安県」は162円台で推移
経産省資源エネルギー庁が、ガソリン店頭価格を発表しました。レギュラー全国平均は、5週ぶりの値上がりです。
先週から0.3円アップ
経済産業省資源エネルギー庁は2023年5月24日、レギュラーガソリンの22日時点の店頭小売価格(消費税込)を発表しました。
全国平均は1リットルあたり168.1円で、先週(15日)から0.3円高くなりました。
5週ぶりの値上がりです。
都道府県別にみると、29道県で値上がり、7県で横ばい、11都府県で値下がりをしています。
店頭価格で最も安かったのは岡山県で162.4円、次いで埼玉県162.5円、兵庫県163.0円です。
一方、最も高かったのは長野県で178.5円、次いで長崎県177.9円、鹿児島県と高知県176.1円でした。
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ガソリン価格の高騰を受け、政府は石油元売り企業に補助金を出す価格抑制策を実施。ガソリン、軽油、灯油、重油を対象に2022年1月から1リットルあたり5円、3月から25円、4月から35円を上限に支給しており、さらにそれでもガソリン1リットルの平均価格が170円(4月25日週以降は168円程度)を超過したら、その半分を支援すると発表しています。
ただし2023年1月から上限の引き下げを始めており、1月33円、2月31円、3月29円、4月27円、5月25円と段階的に減らしています。なお、上限を超過した分への半分の支援は維持されます。この燃料油価格激変緩和措置は、2023年9月末まで実施される予定です。
経産省によると、補助金がない場合のレギュラーガソリンの全国平均小売価格は、5月29日時点で179.1円になると見ています。
このような状況を踏まえ、補助金の支給単価は10.5円でしたが、あす25日から11.1円に増額される予定です。
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