MT仕様人気の「スズキSUV」 アンダー170万円からの個性デザインに惹かれる? 女性支持もあるジムニーの現状
スズキが誇る「ジムニー」ですが、2018年に4代目となる現行モデルが登場。それまでのファン以外にライト層も興味を示したことから一部では「長納期化」も話題となっています。では、発売から5年目経った現在はどのような状況なのでしょうか。
熱狂的ファンや女性ファンなど様々なユーザーから支持されるジムニーとは
スズキ「ジムニー」は、2018年に現行となる4代目が販売されています。
発売後、「1年待ち」という長納期化などが話題となっていましたが、どのような現状なのでしょうか。
初代は1970年に発売され、50年以上が経過したいまもモデルチェンジを経て販売されています。
ジムニーは、本格四輪駆動車のラダーフレームが搭載されており、小型ながらも本格的なクロスカントリーSUVとして独自のポジションを確立してきました。
また山林などでの仕事で使うということや、アウトドアで使うなど様々な需要により、幅広いユーザーから熱狂的に愛されているモデルとなっています。
現在では、2018年にフルモデルチェンジをした4代目となるモデルが発売されています。
3代目ジムニーが発売されたのは1998年であったため、20年ぶりとなる新型ジムニーの発売は話題を集めました。
一方で、現行ジムニーは発売直後から「長納期化」ということが話題となり、ピーク時には「1年から1年半」となり、その後「8ヶ月」まで短縮するなど、状況は変化し続けています。
そうした中で、発売から5年が経過していますが現在の納期状況はどうなのでしょうか。スズキ販売店担当者は次のように話します。
「ジムニーの現在の納期は、1年から1年半程度です。
ジムニーは生産台数が少ないというのにくわえ、いまだに半導体不足の影響で長納期化しているといった状況です。
しかし、ジムニーを買う人の多くは納車に時間がかかっても待って買うという人が多いです」
ジムニーを生産している静岡県の湖西工場では、スズキ「アルト」「ワゴンR」「スペーシア」「ハスラー」などを生産しており、これらの車種の量産体制を落とすことはできず、ジムニーの生産台数が相対的に少なくなっていることが考えられます。
また、ジムニーはコンパクトで走破性のあるクロスカントリーSUVであり、他に類似車種がありません。
そのため、熱狂的なユーザーは納期が遅くなったとしても替えが効かないジムニーを買うといった傾向があります。
また、ジムニーを購入するユーザーのニーズについて、前出とは別のスズキ販売店担当者は次のように話します。
「先代までは、アウトドア利用や山道を走行するためにジムニーを買う人が多かったです。
現行では『デザインがいい』という理由で街乗り利用する人も増えています。
アウトドア利用と街乗り利用の割合は、比率でいうと大体半々くらいといった印象です。また、グリーンやグレーのカラーが特に人気です」
実際にSNSでは「丸目のヘッドライトが好き」「インスタ映え」するなどといった声が上がっており、若者を中心にジムニーのデザインは好評を得ています。
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