給油中に「無料で点検しますか?」 ガソスタ定番声掛け…なぜ最近聞かれない? あまり耳にしなくなった理由とは
ガソリンスタンドで定番セリフであった「無料点検しますか?」という会話は最近では減ってきているようです。なぜ無料点検をする機会が減ってきているのでしょうか。
ガソリンスタンドの定番セリフ、なぜ最近聞かれない?
ガソリンスタンドで給油する際に「無料で点検が出来ます」というセリフを聞くことがあります。
しかし、以前よりその光景に遭遇することが減っているといいますが、そこにはどのような理由があるのでしょうか。
クルマの運転をする人は、日常的に点検をおこない、安全な状態でクルマを使用する義務があるため、日常点検は欠かせません。
日常点検は、道路運送車両法の第四十七条の二(日常点検整備)という項目に、「自動車の使用者は、自動車の走行距離、運行時の状態等から判断した適切な時期に、国土交通省令で定める技術上の基準により、灯火装置の点灯、制動装置の作動その他の日常的に点検すべき事項について、目視等により自動車を点検しなければならない」と記載されています。
そんななかガソリンスタンドでは、給油をしている人に対して、日常点検でおこなう内容を無料で実施するというサービスをおこなっています。
無料点検を行う理由について、千葉県内のガソリンスタンドスタッフは次ページ話しています。
「給油時に『無料点検』の声掛けを行う理由としては大きく2つあります。
1つ目は『無料でクルマの点検が出来る』というサービスを行うことでリピーターに繋げること。
2つ目は点検によって消耗品の交換して売上を上げることが挙げられます」
しかし最近では、フルサービスのガソリンスタンドに行っても無料点検を勧められる機会が減りましたが、なぜなのでしょうか。
前出のガソリンスタンドスタッフは「当店は以前まで声掛けをしていましたが、現在ではお客様から依頼された場合以外、こちらからはお声掛けをしない方針となっているので、行っていません」と話しています。
それでは、なぜ無料点検の声がけは減っているのでしょうか。神奈川県内のガソリンスタンドスタッフは次のように話します。
「以前は積極的に声がけをすることもありましたが、最近はあまりしなくなりました。
声がけをしなくなった理由は、嫌がるお客様もいたり、そもそも声がけをしても無料点検を実施しないお客様が増えていることです。
当店では『無料点検ができます』という張り紙が貼ってあるのでお客様から希望があった場合には点検を実施しています」
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実際にSNSでは、ガソリンスタンドでの無料点検の声がけに対して、「GSの無料点検は断ったほうがいい。事故につながるとか危機感を煽ってくる」といった声や、「無料点検でタイヤを4つ交換した。ガソリンを入れにいっただけなのに結局費用が高くなってしまった」など、無料点検の声がけに対して否定的な意見もあるようです。
車に対する思い入れがあれば自分で必要に応じて見てるし不安があればディーラーに相談しているのでは。
ある程度自分で分かる人は自分から整備工場に入れるし、何も分からない人は人任せにするのが妥当かと。
運転中にトラブルに巻き込まれたくない人ならどちらかを選択するより他に無いですから。
実際のところ、購入時に◯年パックみたいにオイル交換などのサービス込み込みを提案されましたし、自分は走行距離が多くなるのでそのプランではタイミングが合わないので自分のタイミングで自分がよく使うスタンドに頼んでいるので要らないと断ってますけどね。車検や修理を含めて整備工場も固定です。