「北陸道~金沢市街」ルートの混雑緩和なるか 「山側環状」の4車線化が進行中 24日から月浦トンネルで上下線分離
国道159号「金沢東部環状道路」で4車線化工事が進行中。2023年5月24日には一部区間で上下線分離が行われます。
金沢森本IC~神谷内間が夏頃に4車線化
石川県金沢市で大規模な環状道路の整備が進んでいます。2023年5月下旬には、一部区間では4車線化工事が大詰めを迎えます。
金沢市周辺では、街の渋滞緩和を図るため、市中心部を囲むように走る環状道路の整備が進められています。
このうち、東側の最も外側を走るのが金沢外環状道路の山側幹線(山側環状)です。国道8号の東側に該当する区間で、具体的には今町JCTから乾東交差点までの26.4kmを指します。
さらにこのうち今町~鈴見台間9.4kmは国道159号「金沢東部環状道路」にも指定されており、のと里山海道、国道8号・159号「津幡バイパス」、北陸道(新潟・富山方面)から市中心部へ向かう際の主要ルートの1つにもなっています。
そのため金沢東部環状道路は、4車線・設計速度80km/h・信号なしの走りやすい高規格道路として整備が進んでいます。
現在は、暫定2車線区間の拡幅工事が推進されており、2023年夏頃には、金沢森本IC(北陸道)から月浦トンネルを経て神谷内に至る1.8kmが4車線化する見込みです。
これに先立ち5月24日10時頃には上下線が分離し、神谷内から金沢森本ICに向かう車線が新しい車道に移ります。
なお、同じく暫定2車線となっている梅田から金沢森本ICまでの区間は、2023年度は埋蔵文化財調査や橋梁下部工事などが推進されます。
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