高速料金所の一般レーンで「ETC」払いできる? 想定される「カード手渡し」ケースと注意点
無線通信せずに支払うケースとは
このように設定されている通行料金をETCで支払う場合は車載器が必要ですが、ETCのカードだけで料金を支払うことはできるのでしょうか。
結論からいうと、ETCカードだけでも料金を支払うことはできます。ETCカードのみで支払うケースとしては、車載器を持っていない場合や、途中で車載器が故障した場合が想定されます。それぞれ、どのような扱いになるのか見ていきます。
●車載器を持っていない場合
もそもそ車載器がなく、ETCカードだけ持っている人もいるでしょう。ETCカードだけで支払う場合、流入ICの一般レーンで通行券を取得し、流出ICの一般レーンで係員に通行券とETCカードを渡すと、ETCカードだけでも料金を支払うことができます。
●途中で車載器が故障した場合
車載器を持っていても、ETCレーンを通って高速道路に走った後に故障してしまうことも場合によっては考えられます。
その場合は通行券を持っていないことになりますが、流入ICで無線通信を行っていて出発ICが分かるため、ETCカードのみでの料金支払いが可能です。
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高速道路のETC料金は、時間帯や休日などの割引が用意されていますが、それらは基本的に無線走行が条件です。
ETCカードを手渡しして支払う場合はそれらの割引が適用されないので注意しましょう。
また、無線通行ができない状態でETCレーンに進入した場合は、自身の判断でバックやUターンをせず、設置されているインターホンで係員と連絡を取って、指示を仰ぐようにしましょう。
入口:ETCレーン→出口:一般レーンは割引が適用されます。
出口ETCレーンが停車車両で封鎖されている場合、ETCレーンに並ばず一般に流れた方が安全です。