勧められるけど…本当に必要? クルマに入れる「添加剤」や「水抜き剤」は使うべき? 意外と知らない効果とは

添加剤はどのタイミングで入れるのが良い?

 では、どのようなタイミングで注入するのが良いのでしょうか。

 クルマの使用環境にもよりますが、水抜き剤は時期は日中と夜間の温度差が大きく結露が発生しやすい時期である「梅雨時期」と「冬の前」に使用します。

ガソリン添加剤と水抜き剤は同時に注入可能
ガソリン添加剤と水抜き剤は同時に注入可能

 そして、ガソリン添加剤と水抜き剤は同時に添加しても問題ありません。

 別々に添加する場合は、エンジンオイル交換前にガソリン添加剤、その後1000km程度走行後に水抜き剤といった具合で注入するのがお勧めです。

 最近は、ディーラーでのエンジンオイル交換時にガソリン添加剤などを勧められることもありますが、ガソリン添加剤を入れてから約1000km程度走行した後に「エンジンオイル交換+フラッシング」を実施して、その後水抜き剤を入れるほうが望ましいといえます。

 エンジンオイル交換時にガソリン添加剤を添加しても意味がないという訳ではなく、ガソリン添加剤を添加して、ある程度走行してエンジン内の汚れを落ちやすくすることで、その後のフラッシングオイルでさらにエンジン内部の汚れを落とせると考えるからです。

 使用環境・使用状況により異なるのですが、ガソリン添加剤を使用する際は、エンジンオイル交換時期も含めて検討してみると良いでしょう。

 添加剤は燃料を満タンにしてから入れるのですが、商品の説明に「30L~40Lあたり1本」と記載されていたら、満タンで70リットルの燃料タンクであれば2本使用するということです。

 添加剤を多く入れすぎてしまうと燃料が薄くなり、トラブルが発生することもあります。そのためメーカーから指定されている数量は厳守しましょう。

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