衝撃の800馬力! ホンダ新型「爆速SUV」で「神ワザ」披露!? ド迫力ウィング&ワイドボディ装備の「CR-V」をF1トップ選手がドライブ

米国ホンダは2023年5月10日(現地時間)、F1ドライバーのマックス・フェルスタッペン選手が2月末に初公開したレーシングコンセプトカー「CR-V Hybrid Racer」のハンドルを握る動画を公開しました。

800馬力超えの爆速「CR-V」がマイアミで快音を轟かせる

 ホンダの米国法人は2023年5月10日(現地時間)、レッドブル・レーシング所属のF1ドライバー マックス・フェルスタッペン選手が新型「CR-V Hybrid Racer(CR-Vハイブリッドレーサー)」をドライブする動画を公開しました。
 
 このCR-Vハイブリッドレーサーは、米国ホンダの子会社HPDが2月末に初公開したレーシングコンセプトカーです。

ド派手ウイングの超ド級「CR-V」が爆走!(画像:北米ホンダ公式YouTubeより)
ド派手ウイングの超ド級「CR-V」が爆走!(画像:北米ホンダ公式YouTubeより)

 HPD(ホンダ・パフォーマンス・デベロップメント)は米国ホンダの子会社で、主にレースに向けた車両・技術開発や、ホンダと高級車ブランド「アキュラ」向けのハイパフォーマンスパーツを展開しています。

 2023年2月28日には、新型レーシングコンセプトカーCR-V Hybrid Racer(CR-Vハイブリッドレーサー)を世界初公開。

 CR-Vハイブリッドレーサーは、HPDが米国ホンダの開発部門であるオートディベロップメントセンター(ADC)のエンジニアや北米オートデザイン部門所属デザイナーと共同で考案したもので、「究極の高性能ビースト(野獣)」を目指したとしています。

 エクステリアはベースの6代目「CR-V」の面影を残すものの、クロモリ素材のチューブフレームを採用したほか、ボディの幅を大きく超えた大型のリアウイングやフルカーボン製の大型前後オーバーフェンダー、フロントスプリッターを装備。

 フロントのドアは上部に向かって開く「バタフライハーフカットドア」へと変更され、サイド下部には空力を向上させるカナードスポイラーのほか、大きなエアダクトを装着しています。

 インテリアはCR-Vとは全く異なり、フルバケットシートとレーシングステアリングが備わるだけのスパルタン仕様です。

 エンジンは車体後部にマウントされ、インディカーシリーズのマシンに用いられる2.2リッターV型6気筒ツインターボエンジン+モーターのハイブリッド仕様です。これにパドルシフト付きXTRAC社製6速トランスミッションが最高出力は800馬力を組み合わせます。

 足回りには、HPDが開発したアキュラ「NSX GT-3 Evo22」で用いられたフロントサスペンションやフロントブレーキ、ダラーラ「IR-18 インディカー」で用いられたリアサスペンションやリアブレーキに加え、フロント285/35・リア305/35の太いファイアストン製超高性能サマータイヤと20インチアロイホイールを装着しています。

 この「究極の高性能ビースト」を、2度のF1世界チャンピオンを獲得したレッドブル・レーシング所属マックス・フェルスタッペン選手がドライブ。

 米国フロリダ州にあるホームステッド=マイアミ・スピードウェイで快音を轟かせながらグリップ走行し、その後リアタイヤからスモークを発してドーナツターンを披露。

 マシンについてフェルスタッペン選手は「こんなマシン今までに見たこと無い」と驚きつつも、実際にハンドルを握ると「かなりグリップし、気に入りました。とてもいいマシンです」と好印象を抱いた様子です。

※ ※ ※

 ホンダのミディアムサイズSUV「CR-V」は、1995年に登場。

 日本では5代目モデルが2022年8月をもって生産を終了しましたが、北米などの海外市場では現在も6代目となるモデルが販売されています。

 なお、今回動画に登場した新型CR-Vハイブリッドレーサーについて、市販化はかなり難しいと思われますが、このクルマがホンダの遊び心と情熱を示しているとも捉えられ、より多くのファンを集めるきっかけにはなりそうです。

ホンダ・CR-V のカタログ情報を見る

【画像】大型ウイング&ワイドボディの存在感ヤバい! 爆走する「CR-Vハイブリッドレーサー」を画像で見る(100枚)

【2024年最新】自動車保険満足度ランキングを見る

画像ギャラリー

新車不足で人気沸騰! 欲しい車を中古車でさがす ≫

【NEW】自動車カタログでスペック情報を見る!

最新記事

コメント

本コメント欄は、記事に対して個々人の意見や考えを述べたり、ユーザー同士での健全な意見交換を目的としております。マナーや法令・プライバシーに配慮をしコメントするようにお願いいたします。 なお、不適切な内容や表現であると判断した投稿は削除する場合がございます。

メーカーからクルマをさがす

国産自動車メーカー

輸入自動車メーカー