フォグランプじゃなかったの!? トヨタ新型「クラウンスポーツ」意外すぎるヘッドライトに驚愕! 斬新デザインの真相は?
トヨタが実車(プロトタイプ)を公開した新型SUV「クラウンスポーツ」が話題になっています。なかでもフロントのライト類に関する反響が集まっているのですが、どういうことなのでしょうか。
それってフォグランプじゃなかったの!?
トヨタの新型SUV「クラウンスポーツ」のプロトタイプ試乗が開催され、報道陣と一部の招待ユーザーに実車(プロトタイプ)が公開されました。
16代目となる現行「クラウン」は、従来までのセダンに加え、SUVの「クロスオーバー」「スポーツ」「エステート」をラインナップ。全4タイプのボディを設定し、国内のみならず海外でも展開されることになります。
2022年9月に発売が開始されたクラウンクロスオーバーを皮切りに順次投入されることになりますが、第2弾として2023年秋に新型クラウンスポーツが発売される予定です。
新型クラウンスポーツは「エモーショナルで創造的な雰囲気を持ち、乗り降りや運転のしやすいパッケージと共に、俊敏でスポーティな走りが楽しめる、新しいカタチのスポーツSUV」をコンセプトとして開発されており、エクステリアは躍動感のある造形を実現。
抑揚がある面で構成されたシャープなスタイリングに、横方向に広がる上下2段のLEDライトがスタイリッシュかつワイドな印象を与えています。
インテリアは、クラウンクロスオーバーと基本的なデザインは同じですが、ハンドルやシフトノブ、シートなどに専用アイテムを採用。インパネやセンターコンソールなどに赤を用いた、鮮やかなレッド内装も用意されます。
ボディサイズ(開発目標値)は、全長4710mm×全幅1880mm×全高1560mm、ホイールベース2770mmの定員5名というパッケージとなり、堂々としたスタイリングながら、全長はクラウンシリーズとしてはもっともコンパクトなモデルとなります。
そんな新型クラウンスポーツですが、フロントのライトがSNSなどで話題となっています。
フロントフェイスで目を引くのが、「ハンマーヘッド」と呼ばれる、最近のトヨタ車が採用するコの字のLEDライトです。上下2段のLEDライトは上段が横方向に2本、下段が1本のライトを配置。さらにその下に、バンパーに埋め込まれた丸形LEDライトが装着された、個性的なデザインとなっています。
これまで、コの字のLEDライトがヘッドライト、丸形LEDライトがフォグランプだと思われていたのですが、そうではないことが明らかになりました。
実際は、コの字のLEDライトがデイライトとウインカーの役割を兼ねたダブルファンクションライトとなっており、丸形LEDライトがヘッドライトだといいます。
これに関してSNSでは「え? それフォグランプじゃなかったの?」「フォグのように存在してるライトがヘッドライト?」「ヘッドランプの位置が意外でした!」など、通常フォグランプの位置にあるライトがヘッドライトだったことに驚きを隠しきれないコメントが見受けられました。
また、「ヘッドランプはそこなんかいっ! 日産のジューク思い出した」と、かつて日産のコンパクトSUVとして日本で販売されており、上部にポジションライト、下部に丸形ヘッドライトを採用した「ジューク」を思い浮かべる人も存在。
さらに、ハンマーヘッドのデイタイムランニングライトあたりの造形が、フェラーリ初のSUV「プロサングエ」に似ているといった声もありました。
ほかにも、「クラウンスポーツ、あのライトで必要な光量確保してるんだから、技術の進歩が目覚ましいな」「ヘッドライトの進化もあってか、ライトの面積ここまで小さくすることもできる」など、小型化されたヘッドライトに技術革新のスゴさを感じた人もいるようです。
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新型クラウンスポーツのパワートレインは、ハイブリッドとプラグインハイブリッドが設定され、駆動方式は全車4WDです。
ハイブリッド車が2023年秋発売予定、プラグインハイブリッド車が同年冬に発売される予定となっています。
ハンバーヘッドではなくハンマーヘッドです。
このたびはご指摘をいただき、誠にありがとうございます。
修正いたしました。