「トヨタセダン」から作った自家製「フェラーリ」! “7億円超えスーパーカー”再現した「DIY ラ・フェラーリ」は“500万円”超え? さらに完成度高まって再登場

ブガッティやランボルギーニなどのスーパーカーを自らの手で再現するDIY系ユーチューバーVu Van Nam氏は2023年4月9日、半年以上の時間をかけて自作したフェラーリ「ラ・フェラーリ」の再現モデル「DIY ラ・フェラーリ」の新たな動画を公開。DIY ラ・フェラーリに新たなカスタマイズを加え、さらに再現度を高めたようです。

本物としか思えない!? 「DIYラ・フェラーリ」の完成度がさらに高まる

 ベトナムで農家を営む傍ら、ブガッティやランボルギーニなどのスーパーカーを自らの手で再現するDIY系ユーチューバーVu Van Nam氏は2023年4月9日、半年以上の時間をかけて自作したフェラーリ「ラ・フェラーリ」の再現モデル「DIY ラ・フェラーリ」に新たなカスタマイズを加える動画を公開しました。

DIYとは思えない! Vu Van Nam氏が自作し、さらに完成度を高めた「DIYラ・フェラーリ」
DIYとは思えない! Vu Van Nam氏が自作し、さらに完成度を高めた「DIYラ・フェラーリ」

 世界各国の高級スーパーカーを金属パイプや粘土、FRP(繊維強化プラスチック)などを用いて自作するユーチューバーのVu Van Nam氏。今回は、足かけ250日間で製作したフェラーリ「ラ・フェラーリ」の再現モデル「DIYラ・フェラーリ」に、新たなエンジンカバーやペイントを施しさらなるカスタマイズを施す様子を動画で公開しています。

 ラ・フェラーリは、フェラーリ初のハイブリッドカーとして、2013年に登場したスーパースポーツカーです。パワートレインには、最大出力963馬力、最大馬力91.7kgf-m以上を発揮するV型12気筒エンジン+電気モーターを搭載、これに7速DCTが組み合わされます。

 同車の新車価格は約1億6000万円でしたが、生産は499台限定だったため市場価値が高まり、2016年に開かれたオークションでは、7億9500万円で落札されるなど、超高額で取り引きされています。ちなみに直近では2023年1月26日に、世界的に知られるオークションサイト「RMサザビーズ」にラ・フェラーリが出品され、407万5000ドル(約5億2517万円)で落札されました。

 DIYラ・フェラーリの製作は、まずラ・フェラーリの模型を参考に採寸するところから始まります。

 そして、その寸法から金属製のパイプを組み合わせて車体のフレームを作成。その上からビニールと粘土を貼り付けて成形した後、FRPで原型を取り、それを元にボディカウルを作成します。

 さらに、クルマのシャシーとなるフレームは金属製のパイプで組み上げ、駆動系は廃車寸前のトヨタ製セダンからエンジンや車軸などを移植。タイヤやサスペンションなどを取り付け、フレームのみで走行可能な状態にしてから先程のボディカウルやフレームと一体化します。

 ちなみに、このトヨタのセダンは200ドル(約2万6000円)だったと説明されています。

 続いて粘土の型を使って作ったボディカウルをフレームに取り付けていく過程で、灯火類も自作し、同じように組み付けていきます。

 また内装も、ボディカウルと同じようにFRPで整形し、取り付けます。最後に赤と黒の塗装を全体に施すと、本物にしか見えない「DIYラ・フェラーリ」が完成。ドアも実車同様のバタフライドアを採用するほか、電動の可変エアロなど、細部までしっかり再現されていました。

 今回、当時赤だったボディカラーをイエローに変更。さらにエンジンカバーをFRPで自作し、まるで“V12エンジン”がそこに収まっているかのような演出が施されました。

 Vu Van Nam氏によると、この「DIY ラ・フェラーリ」にかけた金額はここまでで10億ドン(約574万円)とのことです。

【画像】約570万円と「気合」で作った「DIY ラ・フェラーリ」とその製作工程を画像で見る(151枚)

「えっ!カッコいい!」 マツダの「スゴいSUV」登場! どこが良いの?

画像ギャラリー

新車不足で人気沸騰! 欲しい車を中古車でさがす

【NEW】自動車カタログでスペック情報を見る!

最新記事

コメント

本コメント欄は、記事に対して個々人の意見や考えを述べたり、ユーザー同士での健全な意見交換を目的としております。マナーや法令・プライバシーに配慮をしコメントするようにお願いいたします。 なお、不適切な内容や表現であると判断した投稿は削除する場合がございます。

メーカーからクルマをさがす

国産自動車メーカー

輸入自動車メーカー