もはや装甲車! ゴツ顔すぎる「トヨタSUV」がグランプリ獲得! 比較的安価も「本気カスタム」な「ブラーバ マーズ」とは

東京オートサロン2023に出展された「ブラーバ マーズ」は、トヨタの人気SUV「RAV4」を装甲車のようにカスタムされたコンプリートカーです。会期後には来場者の投票によるグランプリを獲得するなど好評を博したモデルですが、どのようなデザインなのでしょうか。

東京オートサロンでグランプリを獲得 求めやすい価格も魅力

 近年人気のSUVのなかでも、トヨタ「RAV4」は本格的な悪路走破性能を持つことから販売台数でも比較的上位に位置しています。
 
 そんなRAV4のデザインを装甲車のように無骨に仕上げるカスタムカーが、東京オートサロン2023で出展され、見事グランプリを獲得しました。

東京オートサロン2023でグランプリを獲得
東京オートサロン2023でグランプリを獲得

 RAV4は1994年に登場。本格的な四輪駆動システムを搭載しながらも、オフロードだけでなくファッショナブルなエクステリアで街乗りも楽しむ若者をターゲットとしてデビューしました。

 5代目となる現行2019年4月に発売。

 新世代のプラットフォーム「TNGA GA-Kプラットフォーム」や新開発の4WDシステム「ダイナミックトルクベクタリングAWD」を採用するなど、オンロード・オフロードでの走行性能を向上し、衝突被害軽減ブレーキやパーキングサポートブレーキなどをはじめとする「トヨタ セーフティ センス」を全車標準装備するなど、安全性能も高めています。

 さらに、ハイブリッド車やPHV(プラグインハイブリッド)モデルも設定するなど、多彩なパワートレインも用意しています。

 そんなRAV4ですが、2023年1月13日から3日間、幕張メッセ(千葉市美浜区)で開催された東京オートサロンで、装甲車のようなカスタムを施したコンプリートカー「ブラーバ マーズ」が出展されていました。

 ブラーバ マーズを手掛けたのは国産車のカスタマイズパーツを開発・販売するKUHL JAPAN(クールジャパン)で、新ブランド「VRARVA(ブラーバ)」シリーズの第一弾として登場したモデルです。

 デザインについて、クールジャパンは「金属感を感じさせるミリタリーテイストなフォルムに、近未来というエッセンスを加えたデザインを創造した」と説明。

 ボディキットのフロントデザインは、ヘッドライト上部が盛り上がった専用ボンネットやエッジの効いた六角形状のグリル、ブラックのバンパーなどが特徴で、ボディカラーとのコントラストをもたせ堅牢な雰囲気を醸し出しています。

 サイドは専用フロントフェンダーやドアパネル、サイドパネルを装備することにより、無骨で筋肉質なイメージをもたせ、戦闘機を想像させるリア周りのデザインへと続くスタイリングです。

 一方で、専用フロントバンパーの下部は角が大きく削られた形状になっており、オフロード走行時に威力を発揮します。

 チーフデザイナーの榎本裕人氏は「見た目だけを意識したのではなく、アプローチアングルなど機能性も高めてある」と説明し、SUVとしての機能性を十分に確保したうえで、デザインされていることがわかります。

 さらにブラーバ マーズは、ベースのRAV4をイメージしない仕上がりであるのにも関わらず、手軽なプライスを実現している点も注目されます。

 ウィンドウやルーフ、ライト類を除き、12点ものボディキットで構成されますが、価格(消費税込/塗装・取り付け工賃別)は99万円。

 その他のオプションのドレスアップパーツ、ホイール、タイヤまで含めた消費税込み価格は429万円と135万2000円高に収まっています(ベース車両:ガソリン2WD・Xグレードの場合)。

 デザインだけでなく、これらのことも評価されたのか、東京オートサロン会期後に公式サイトで最後まで残った最優秀賞8台による投票が実施された結果、ブラーバ マーズがグランプリを獲得しました。

※ ※ ※

 なお今後、ブラーバブランドでは「クロスオーバーミニバン」、「クロスオーバーKカー」も2023年度に登場予定であることを明かしています。

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