クルマのアンテナはなぜ存在? 折ったままでも良いの? 小型でも存在感ある突起物とは
クルマにはアンテナが装着されていますが、なんのためにあるのでしょうか。
クルマのアンテナの意味は?
かつて、クルマのアンテナと言えば、長く伸びていることが多かったですが、最近ではルーフ後端に付けられていることがほとんどです。
徐々に小型化しているアンテナですが、どのような役目があるのでしょうか。
街中のクルマを見てみると、ルーフの中心後方部分にサメの背びれのような「シャークフィンアンテナ」が付いているものもあれば、折り曲げられる「折り畳み式アンテナ」のものもあります。
また年式が古いクルマでは「伸縮式」のアンテナがAピラーやトランクに付いているかもしれません。
では、なぜアンテナはなぜ存在するのでしょうか。
そもそもクルマのアンテナの種類は、以前はロッドアンテナと呼ばれる「伸縮式」のものが主流でした。
アンテナ感度が高い一方で、手動で伸ばす、縮めるのが面倒というデメリットがあります。
後に、その問題を解決できる「自動伸縮」のロッドアンテナも登場し、一部のハイグレードの車種に採用されました。
近年では、コンパクトカーに多く採用されているコンパクトポールアンテナ、ヒレのようなシャークフィンアンテナが主流になっています。
こうしたクルマのアンテナは、「電波受信」のために存在します。
例えば、FMやAMなどのラジオ電波や、車内でテレビを見るために必要な「ワンセグ電波」を受信するのに必要です。
もしこのアンテナがなければ、電波を受信することができなくなり、ラジオが聞こえづらくなる、テレビが見づらくなるなどの影響があります。
車種によってはラジオ用のアンテナではなく、携帯の電波用ってものもあるよ
衝突した場合の緊急連絡用ってのも兼ねて、、そんな車種はその機能が無いとアンテナが無くなってる