マツダやスバルの「ワイルド四駆SUV」が海外で人気!“車上泊”も可能な「オーバーランド」日本でも流行る?
日本で乗るならカスタムするしかない!?
現時点では、マツダのCX-50やスバルのウィルダネスシリーズが日本市場に導入されていないのは残念なところです。
そのため、日本でオーバーランドスタイルを実現するならば、並行輸入するかカスタムするしか方法はありません。
そうなると、ベースは中古車のSUVで少しずつオーバーランドカスタムを施していくというのが定番になる可能性がありそうです。

中古車市場でのSUVについて、とくにオーバーランドカスタムをするならどのようなモデルが良いのか、都内の中古車店オーナーN氏に聞いてみました。
「車種はお好きなもので良いと思いますが、おすすめなのはトヨタ『ランドクルーザー』や『FJクルーザー』、ジープ『チェロキー』、スズキ『ジムニー』といったオフローダーのカスタムも似合う車種が適しているのではないでしょうか。
ルーフトップテントを設置したいとなると、ルーフが平坦なデザインの車種が良いでしょう」
なかでも足回りカスタムは、国産のオフローダーカスタムのパーツが上手く流用できるそうです。
リフトアップなどサスペンションのカスタムや、オフロードタイヤの装着におけるセッティングのノウハウなどは、オフロード性能を引き上げるためのカスタムに通じる部分です。
そういったアフターパーツが充実している車種を選ぶというのも良い作戦でしょう。
※ ※ ※
日本でオーバーランドが実力を発揮するシーンが限られますが、それでもSUVの新たな方向性として人気を集めそうです。
とくに今後のレジャーシーズンでは多くの人がアウトドアを楽しまれるでしょうし、オートキャンプ場以外でも快適な車中泊が楽しめそうです。
Writer: くるまのニュースライター 金田ケイスケ
2000年代から新車専門誌・輸入車専門誌編集部を経て独立。専門誌のみならずファッション誌や一般誌、WEB媒体にも寄稿。
中古車専門誌時代の人脈から、車両ごとの人気動向やメンテナンス情報まで幅広く網羅。また現在ではクルマに限らずバイクやエンタメまで幅広いジャンルで活躍中。










































