家の近所も…実は危険? 危ない交差点の特徴は? ワースト10の特徴を徹底解説!
「見通しの悪い場所」に挙げられる…危険な交差点の条件とは
次に、交差点のワースト3位である阪和豊中交差点や同率3位の梅新東交差点などで見られる危険な特徴として、交差点の周りに商業施設やオフィスなどが立ち並び、歩行者や自転車などの横断が多いことが挙げられます。
前述のように、人と車両の事故は交差点やその付近の横断歩道上で多く発生しており、クルマが左折する際に歩行者を巻き込んだり、スピードを出して右折したところ、その先にある横断歩道を渡っていた歩行者に衝突するといった危険性があります。
たとえ歩道橋が設置されている交差点でも、自転車用のスロープがなく自転車がそのまま車道を走っていることがあるため、左折の際に巻き込まないよう徐行と安全確認をしっかり行いましょう。
その他、2020年中の人身事故件数でワースト1位に選ばれた福岡県の針摺交差点のように道路が下り坂になっている交差点も危険な場所のひとつです。
なぜならば下り坂はクルマのスピードが出やすい傾向にあり、前方をよく確認していないと追突するおそれがあるためです。
前のクルマと十分な車間距離を保つほか、スピードを出し過ぎない、脇見運転をしないといった心がけが重要です。
このように一般社団法人日本損害保険協会が「全国交通事故多発交差点マップ」を公表しているほか、千葉県警や長崎県警などのホームページにおいても「交通事故多発交差点」のデータを掲載しています。自分の住んでいる地域に危険な交差点がないかチェックしてみても良いかもしれません。
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交通事故の半数以上は交差点内や交差点付近において発生しています。
見通しの悪い場所や交通量の多い場所などでは周囲の安全確認だけでなく、「クルマや人が飛び出してくるかもしれない」、「前のクルマが急ブレーキをするかもしれない」という危険予測運転をより意識しましょう。
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