キャンプ場でテント張らずに「車中泊」なぜ? ルール&マナー無視でトラブルに発展も! 気をつけるべきコトとは
実は絶えないゴミのポイ捨て問題…とは
キャンプ場で指定される場所以外にゴミをポイ捨てする行為が問題視されています。
このゴミを指定の場所以外に捨てる「ポイ捨て」については不法投棄となり、「廃棄物の処理及び清掃に関する法律(以後、廃棄物処理法)」に違反するれっきとした犯罪です。
廃棄物処理法第16条では「何人も、みだりに廃棄物を捨ててはならない。」と明記されており、罰則として5年以下の懲役もしくは1000万円以下の罰金が定められています。
捨てるゴミの大小にかかわらず、法律に抵触する行為であると認識することが大切です。
また食べ残しのゴミを森に捨てると、前述のように熊やキツネなど野生動物が近づいてくる原因となることもあります。
野生動物は人間の食料の味を覚えるとたびたび人里に下りてくるケースも多く、野生動物による被害を防ぐ意味でもポイ捨てをおこなわないようにしましょう。

キャンプ場内のゴミ処理に関しては、ゴミステーションに分別して捨てるところもあれば、原則ゴミは持ち帰りと決まっているところもあるため、それぞれのキャンプ場のルールにしたがってゴミを処分することが重要です。
すべての人が気持ちよくキャンプをするために、ゴミの処分や火の取扱い、そして音問題などキャンプ場で決められたルールを守って楽しむことが大切です。
Writer: 元警察官はる
2022年4月からウェブライターとして活動を開始。元警察官の経歴を活かし、ニュースで話題となっている交通事件や交通違反、運転免許制度に関する解説など、法律・安全分野の記事を中心に執筆しています。難しい法律や制度をやさしく伝え、読者にとって分かりやすい記事の執筆を心がけています。






































