マツダが「新型SUV」世界初公開! 「ゴツ顔」にワイドボディの新型「CX-50」登場! 約312万円から中国で発売
マツダと長安汽車の合弁会社である長安マツダは2023年4月18日、新型SUV「CX-50」の先行販売を開始しました。
ガソリン車の中国価格も発表
マツダと長安汽車(中国)の合弁会社「長安マツダ」が、2023年4月18日に開幕した第20回上海モーターショー(第20回上海国際自動車産業展)で「CX-50」の先行販売を開始しました。
CX-50は、マツダが2021年10月7日に発表した「クロスオーバーSUV商品群の拡充計画(以下SUV拡充計画)」で、米国市場に投入することが公表されていた新型クロスオーバーSUVです。2021年11月に世界初公開され、北米市場を中心に海外で展開されています。
CX-50はマツダが現在ラインナップしているSUVでは比較的小さなボディを持ち、コンパクトカー「MAZDA3」やコンパクトSUV「CX-30」と同様の「スモール商品群」に位置するクルマだと言います。
ボディサイズは全長4785mm×全幅1920mm×全高1638mmと、日本で販売されているマツダ「CX-60」やトヨタ「ランドクルーザープラド」と比べてもワイドな車幅を持ちます。
エクステリアのデザインは、マツダに共通するデザインテーマ「魂動デザイン」によるエレガントさと、SUVの力強さとタフな機能性を融合させた、ワイルドながらも流麗で美しい姿をしています。内装は、現行のほかのマツダ車と同様にドライバーを中心としたレイアウトが採用されています。
力強いブラックのグリルやスリムな半円形のライト、ワイドで水平基調なホイールアーチなどの採用によりSUVの力強さと生命力を表現し、ライトアウトドアSUVという新たなカテゴリを創出したといいます。
中国仕様は2種類のパワートレインを用意。気筒休止システムを搭載し、最高出力約188馬力・最大トルク250Nmを発揮する2.5リッター直列4気筒エンジンと、155馬力・200Nmを発揮する2リッターエンジンに全車6速ATを組み合わせ、前輪駆動となっています。
先進運転支援システムはグレードアップした「i-ACTIVSENSE マツダ インテリジェント セーフティ アシスト システム」を装備し、全車速対応のアダプティブクルーズコントロールや車線逸脱警報、衝突被害軽減ブレーキなどを全車標準装備するほか、一部グレードでは前進時左右接近物検知機能やリバーストラフィックウォーニングなども設定。
また、アプリによるエンジン始動やドアロック、空気圧や電圧など車両状態の確認が可能なリモートコントロール機能も搭載しています。
中国国内における新型CX-50の価格は、15万9800元(約312万円)から21万2000元(約414万円)に設定されています。
北米仕様車は米国アラバマ州に建設したトヨタとの合弁工場で生産されていますが、中国仕様は長安マツダの南京工場で生産されることになっています。
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なお上海モーターショーでは、長安マツダはCX-50のハイブリッド車も世界初公開しました。
現地メディアなどはハイブリッド車が四輪駆動であることについて触れていますが、詳細情報は明らかにされていません。
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