知らないの? 損だよ? 免許証に隠された「秘密」でガソリンが安くなる? メリット多い「SDカード」ってナニ?
申請手続き&手数料というハードルを超えて手に入れた「SDカード」のメリットは?
申請した人だけが取得することのできるSDカードですが、「安全運転者」を示す役割だけでなく、提示することにより、全国各地の加盟店で割引サービスが受けられるといったメリットがあります。
業種は金融機関、飲食店、宿泊施設やガソリンスタンドまで幅広く対応しています。
たとえば、店舗により異なるもののガソリンスタンドでの現金会員価格に割引されます。
さらに金融機関の場合だと「マイカーローン金利0.2%優遇(無事故・無違反の期間が4年以上)」、宿泊施設の場合だと「宿泊料金の10%割引(無事故・無違反の期間が1年以上)」。
引越し業だと期間の指定はあるものの「引越基本料金 (車輌費+人件費)の20%の割引」を受けられます。
ほかにも紳士服専門店で5%割引、メガネ販売店で10%割引き、英会話スクールで入会金無料などの特典が得られます。
ただし、加盟店での優待は期限が決められていることがほとんどで、施設にもよりますがカード発行後の6か月から1年間ぐらいが多い傾向となっています。
![SDカードの概要[自動車安全運転センター公式Webサイトより]](https://kuruma-news.jp/wp-content/uploads/2023/02/20230214_SD_card_000.jpg?v=1676347195)
そんなSDカードですが、SNSでは「SDカードってなに?」「SDカードは意外と知られていないけど、ゲットしないと損だぞ」と、SDカードの存在があまり知られていない様子がうかがえます。
しかし、前出の担当者はSDカードの発行件数について「2022年度におけるSDカードの発行件数は約428万1000枚となっており、2021年度の発行件数と比較すると約2万8000枚増加しています」といいます。
このことから、こうしたメリットを踏まえて実際にSDカードを発行するユーザーが増加していることがわかります。
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SDカード取得におけるメリットのほとんどは、各施設でうける優待がメインとなるため、対象施設で利用する機会が多い人はお得な活用ができます。
ただし、SDカードによる優遇を受けることのできる業種や対象施設には偏りがあるため、事前に優遇内容や優遇店舗かどうかを確認する必要があります。
Writer: Peacock Blue K.K.
東京・渋谷を拠点とするオンライン・ニュース・エージェンシー。インターネット・ユーザーの興味関心をひくライトな記事を中心に、独自の取材ネットワークを活用した新車スクープ記事、ビジネスコラム、海外現地取材記事など、年間約5000本のコンテンツを配信中。2017年創業。



















