全長5.3m! ド迫力のトヨタ「ゴツ四駆」最強スポーツ仕様が本気すぎ!「ハイラックス GRスポーツ」がスゴい!

トヨタのピックアップトラック「ハイラックス」には、スポーツ仕様の「GRスポーツ」が設定されています。一体どのようなモデルなのでしょうか。

ピックアップトラックにも「GRスポーツ」を設定

 トヨタのスポーツカーブランド「GR」は、「モータースポーツを起点としたもっといい車づくり」に取り組んでいます。
  
 そのGRの頂点にある「GRヤリス」「GRスープラ」「GR86」「GRカローラ」といったスポーツカーシリーズに加え、トヨタブランドの市販車をベースに、多様なユーザーニーズやライフスタイル、価値観に応えるモデルとして「GRスポーツ」を設定し、さまざまなモデルに展開しています。

ゴツくてスポーティな「ハイラックス GRスポーツ」
ゴツくてスポーティな「ハイラックス GRスポーツ」

 そんなGRスポーツの最強モデルともいえるピックアップトラック「ハイラックス GRスポーツ」がラインナップされているのですが、一体どのような特徴があるのでしょうか。

 ハイラックス GRスポーツは、2021年10月にハイラックスの一部改良が実施されたときに追加設定されました。

「Z」グレードをベースとし、走りの機能を追求したモータースポーツ直系のデザインを採用。専用のオーバーフェンダーを装着して全幅1900mmという迫力あるワイドボディを実現しています。

 外観は、通常仕様のハイラックスは「T」のエンブレムを装着するのに対し、GRスポーツは「TOYOTA」エンブレムを配したメッシュパターンの専用グリルや専用フロントバンパーを採用。Bi-Beam LEDヘッドランプ(オートレベリング機能・専用加飾付)を装備したほか、ブラック塗装に切削光輝を施した18インチアルミホイールやレッド塗装のブレーキキャリパーを装着しています。

 実際にハイラックス GRスポーツを目の当たりにすると、全長5320mmの巨大なボディの迫力に圧倒される一方で、GRスポーツ専用アイテムによってスポーティさも感じられるスタイリングを実現しています。

 内装もGRスポーツらしい、スポーティなデザインを実現。「GR」ロゴを刺繍した専用合成皮革とスエード調スポーツシート(フロント)や、スモークシルバー加飾を施した専用本革巻きステアリングホイールとパドルシフトを採用し、スポーツマインドを掻き立てる仕様になっています。

 また、専用オプティトロンメーター(メーター照度コントロール付)/4.2インチTFTカラーマルチインフォメーションディスプレイ(専用オープニング画面)や専用スタートスイッチ(GRロゴ付)といったGRスポーツだけの特別なアイテムも装備しました。

 パワートレインは、150馬力、400Nmを発揮する2.4リッターディーゼルエンジンに6速ATを組み合わせています。

 走りの面では、ステアリング応答性の向上やフラットで快適な走りを実現する専用サスペンションを採用。四駆性能では「アクティブトラクションコントロール」が搭載され、トランスファースイッチが「H4」「L4」状態のときに岩場や雪道などのオフロードでの加速時にスリップを検知すると、空転した車輪にブレーキをかけることで残りの車輪に駆動力を配分し、悪路での走行安定性を確保します。

 また、「ダウンヒルアシストコントロール制御」により、降坂時の車速を低速にキープして安全に坂道を走行できる機能も装備されました。さらに、コーナリング時や悪路で安定性を発揮する「オートLSD」も搭載されます。

 ワイルドさとスポーティさが上手く調和したハイラックス GRスポーツは、オン/オフどんなシーンでも頼もしい走りを見せてくれるようです。

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