トヨタが公開した「86」の“オープンカー仕様”に世界が注目! トヨタ「FT-86 オープンコンセプト」は市販化の可能性も!?
過去に発表されたコンセプトカーの中には、発売間近かと話題になるも市販化に至らなかったモデルも存在しました。東京モーターショー2013でお披露目され話題になった「FT-86 オープンコンセプト」もそんな1台でしたが、どのようなモデルだったのでしょうか。
日本も世界も魅了したトヨタ「86」のオープンカー仕様
2023年10月には、これまで47回に渡り行われてきた国際自動車ショー「東京モーターショー」に代わり、新たに「JAPAN MOBILITY SHOW 2023」が東京で開催されます。
モーターショーやオートサロンなど世界各国で行われる自動車イベントは、未来のモビリティやこれから市販される可能性のあるコンセプトカーがお披露目される場として注目されており、過去には市販化間近かと話題になったモデルも存在しました。
なかでも記憶に残った1台である「FT-86 オープンコンセプト」について、どのようなモデルだったのかを紹介します。
FT-86 オープンコンセプトは、2013年3月にスイスで開催された「ジュネーブモーターショー2013」で世界初公開。その後、同年11月に開催された「第43回東京モーターショー2013」にて日本で初出展となったトヨタのコンセプトカーです。
将来のスポーツカー像を見据えたスタディモデルとして製作され、2012年に販売を開始したトヨタ初代「86(ハチロク)」をベースにルーフをソフトトップに置き換えた、まさに「86のオープンカー仕様」でした。
ベースの86が持つ「運転の楽しさ」や「クルマとの一体感」はそのままに、オープンカーならではの「自然との一体感」を味わえる走りが魅力だとトヨタは説明します。
オープンカー化に伴うルーフの加工をおこなった後も、86の流れるような美しいスタイルは全く破綻せず、コンセプトモデルでありながらデザインのレベルは非常に高いものでした。
FT-86 オープンコンセプトは、内外装の色彩にも入念なカラーコーディネートが施されており、東京モーターショー2013に出展されたモデルの外装には、スポーティモデルの王道であるレッドを進化させた「フラッシュレッド」のボディカラーを採用。
インテリアにはホワイトとブラックのコントラストが際立つ明るい2色を配することで、車両全体のプロポーションを際立たせるとともにデザインの一体感を強調し、さらに高級感とスポーティさの両立を実現しています。
また、シートのステッチにも同様にホワイトのアクセントカラーを採用。ルーフを開けた際にスポーティな印象が際立つという粋な演出も施されました。
ボディサイズは、全長4240mm×全幅1775mm×全高1270mm。搭載するパワーユニットについては公開されていませんが、乗車定員はベースモデルの86と同じく4名となっており、オープンカーの楽しさに加えてしっかりと実用性も備えているところも大きな魅力です。
FT-86 オープンコンセプトは右ハンドル仕様と左ハンドル仕様の両方が製作され、さらに電動開閉式のソフトトップは実際に動かすことが可能でした。
当時トヨタでは市販化を検討していたと噂されていましたが、2023年現在も発売される様子はなく、開発が白紙になったと見られます。
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今ではFT-86 オープンコンセプトは「知る人ぞ知る存在」になってしまいましたが、完成度も人気も非常に高いモデルでした。
2023年10月に開催されるジャパン モビリティショー2023でも、クルマ好きをワクワクさせてくれるスポーティモデルが登場するかに注目が集まります。
ちょっと興味を引かれたが、写真を見たらZのオープンモデルと同じで無理やり屋根を切り取った感が残っていて全体のバランスが良くなかったし、幌クローズド状態でのシルエットもZやミニのオープン同様にイケてなかったので、採点すれば58点くらいでしょうか?
世の中、排気ガス規制、騒音規制等年々厳しくなりつつある。オープンドライブにはありがたい規制である。スピードは60キロ位でも楽しめる。
2座よりは4座の方が休むには助かる。 zのオープンは国内よりは北米向きだが86オープンは国内向きである。AMGのオープンに乗ってるが、DVD等走行中は見れないのが女房の゙不評を買っている。是非販売してもらいたい。