ホンダ「新型SUV」4月発売へ 「斬新縦グリル」に「高級感強め」内装採用に期待! 待望の「ZR-V」とは
2023年4月21日にホンダから発売される新型SUV「ZR-V」は、どのようなクルマなのでしょうか。
待望のホンダ最新SUVがついに発売
ホンダは2022年秋の発売を予定していた新型SUV「ZR-V」を、2023年4月21日に発売します。
新型ZR-Vは日本のみならず各国で展開されるミドルサイズSUVで、欧州や北米、中国などでも販売される世界戦略車です。
中国では2022年8月に発売、北米では「HR-V」として2022年6月に発売され、各仕向け地によって車名やデザインが異なっています。
なお、日本ではコンパクトSUV「ヴェゼル」がラインナップされますが、ZR-Vはより上級モデルに位置しています。
「異彩解放」をコンセプトに掲げ、11代目「シビック」をベースに洗練されたデザインや意のままに操ることを目指したダイナミクス性能を持つことが特徴です。
ボディサイズは全長4570mm×全幅1840mm×全高1620mmと、シビックやトヨタのミドルサイズSUV「カローラクロス」に近いサイズを持ちます。
エクステリアは、フロントからリアにかけてボリューム豊かで滑らかなプロポーションを持ち、フロントには周囲の形状と連続性を持たせたバーチカルグリル(縦型グリル)を採用。上質さと存在感を高めています。
リアは、ボディの下まわりにボリュームを持たせ、上に向かってなめらかに絞り込むことでワイドトレッドを強調しました。
インテリアは、左右に広がるインパネを採用することで広々とした空間を演出。各トリムも造形の美しさを際立たせたものとし、ワンクラス上を感じさせる室内空間を表現したほか、ハイデッキセンターコンソールにより運転席と助手席を分けてパーソナルな空間としました。
パワートレインは、1.5リッター直列4気筒VTECターボエンジンを搭載したガソリン車に加え、2リッター直噴エンジン+2モーターで構成されるハイブリッド車「スポーツe:HEV」の2タイプを用意。駆動方式はガソリン・e:HEVともに2WD(FF)とリアルタイムAWD(4WD)を設定しました。
安全装備としては、衝突被害軽減ブレーキや車線維持支援システム、ブラインドスポットモニターをはじめとする先進運転機能「ホンダ センシング」や下り坂を一定の車速をキープする「ヒルディセントコントロール」を装備します。
ラインナップは標準グレードの「X」と上級モデル「Z」、ハイブリッド車も同様に「e:HEV X」「e:HEV Z」を用意しています。
価格(消費税込)は294万9100円から411万9500円に設定されています。
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新型ZR-Vは2022年9月8日から先行受注を開始、同年秋の発売を予定していましたが、延期となっています。この理由についてホンダは以下のように説明しています。
「昨今の慢性的な半導体不足や不安定な海外情勢などの複合的要因により、一部部品入荷の遅れが発生しており、この状況を受け他のモデルですでに納車をお待ちいただいているお客さまを優先するため、発売延期の判断をしております」
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