トヨタ「センチュリー“クロスオーバー”」ホントに出るの!? 注目集まる“最高級SUV”の適正価格は2250万円前後か?
昨今、トヨタの最上級セダン「センチュリー」にSUV版となる「センチュリーSUV(もしくはクロスオーバー)」が登場するのではないかと話題です。そんな噂の最上級SUVの適正価格はいくらくらいなのでしょうか。SNSでアンケートを実施しました。
センチュリーSUVはセダンモデルよりも少し高くてOK?
トヨタが「日本を代表するショーファーカー」と誇る最上級セダン「センチュリー」。昨今一部の新聞報道などでSUV版の新型「センチュリーSUV(もしくはクロスオーバー・以下センチュリーSUV)」が登場すると報じられ、話題になっています。
“トヨタ最高級”とだけあって、センチュリー自体も2000万円を超えるクルマですが、仮にセンチュリーSUVが登場するとしたら、どのような価格帯で販売されるべきだとユーザーは考えているのでしょうか。SNSでアンケートを実施しました。
センチュリーは1967年に登場した「日本を代表するショーファーカー」。ショーファーカーとはオーナー自身が後席に座り、いわゆる「お抱え運転手」がハンドルを握るクルマを示す言葉で、国内において各界のエグゼクティブに愛用されてきました。
1997年に登場した2代目モデルは、トヨタの乗用車で唯一5リッターV型12気筒エンジンを搭載。その独特なスタイルも相まってか、近年では日本専売モデルにもかかわらず中古車が国外に渡り比較的高値で取引されるなど、国外でも一部の層から密かな人気ぶりを見せています。
現行モデルは、2018年6月に21年ぶりのモデルチェンジが行われた3代目で、伝統的なスタイルを保持しながらも、環境に配慮したハイブリッドシステムを搭載するなどしっかり“新しいクルマ”へと進化しました。
そんなセンチュリーですが、直近ではSUVモデルとなるセンチュリーSUVが登場するのではないかと各紙やSNSなどで話題になっています。
この背景には、ショーファーカーとしての人気がセダンから車室空間の広いSUVやミニバンに移行していることが挙げられていますが、現在までトヨタからの公式な発表はなく、その真偽については不明です。
そんな、センチュリーSUVが登場するとしたら、どのような金額帯で販売されるべきだとユーザーは考えているのでしょうか。今回、くるまのニュースではSNSを通してアンケート調査を実施しました。
まず、アンケートでは「今後登場するかもしれないトヨタ『センチュリーSUV/センチュリークロス』ですが、発売されるべきだと思いますか?」と質問したところ、60%が「いいえ」と回答しました。
その理由について聞いたところ、「安易に流行に乗るべきではない」「何でもかんでもSUV化してほしくない」といった、近年の世界的なSUVブームに対し敬遠する声が多く寄せられました。
そして「トヨタ『センチュリーSUV/センチュリークロス』の販売価格はいくらくらいで販売されるべきだと思いますか?」と適正価格について質問し、これに対し「1501万円から2000万円まで」から「5000万円以上」など、500万円ずつの選択肢を設けました。
回答では「2001万円から2500万円まで」を選んだ人が36.8%で最大となり、「2501万円から3000万円まで」という回答が21.1%と続きました。
「2001万円から2500万円まで」と回答した人にその理由についても聞いてみたところ「センチュリー+100~200万円以内ぐらいの価格が適正」「センチュリーの相場からそう遠くない位置(価格帯)にいないと」など、センチュリーより少し高いくらいが適当という意見が目立ちました。
※ ※ ※
SUV化することで、セダンモデルに対し多少の増額は許容範囲という結果になったセンチュリーSUVですが、国内のみならず国外でもその噂が報じられています。
なかには、YouTuberのCarbizzy氏や「バーチャルチューナー」であるTheo throttle氏、カーデザイナーのNikita Chuicko氏のように予想CGを作成する人もおり、盛り上がりを見せています。
前述の通りトヨタからの公式な発表はありませんが、近年世界的に見てもメルセデス・マイハッバ「GLS」やロールスロイス「カリナン」、ベントレー「ベンテイガ」など、SUVショーファーカーが相次いで登場している背景もあることから、今後動きがあるのかも含めトヨタの動向に注目です。
コメント
本コメント欄は、記事に対して個々人の意見や考えを述べたり、ユーザー同士での健全な意見交換を目的としております。マナーや法令・プライバシーに配慮をしコメントするようにお願いいたします。 なお、不適切な内容や表現であると判断した投稿は削除する場合がございます。