「新型のほうがいい!」トヨタ新型「シエンタ」従来型から乗り換え続出? 小型ミニバンが爆売れする訳とは
2022年8月にフルモデルチェンジしたトヨタ「シエンタ」が好調です。ファミリー層から支持されているといいますが、新型シエンタが売れている要因にはどのようなことがあるのでしょうか。
前年比3倍! 新型シエンタがめっちゃ売れてる!
2022年8月に、3代目となるトヨタ「シエンタ」がフルモデルチェンジして発売されました。
登場するやいなや新型シエンタは月販登録台数ランキングの上位に食い込み、直近の2023年1月では1万1038台、2月は1万1767台と登録車では2ヶ月連続で3位に付けています。
登録台数においても、先代が販売されていた1年前の2022年1月(3455台)、2月(3556台)と比べると3倍以上を売り上げており、その好調ぶりが伺えます。
新型シエンタが好調な理由はどこにあるのでしょうか。
先代モデルでも同じようなことがいえますが、5ナンバーサイズのコンパクトなミニバンとして、シエンタは絶対的なポジションを確立しています。
トヨタディーラーの販売スタッフに聞くと、先代モデルから新型モデルに乗り換えたユーザーも多いそうですが、さまざまなポイントで「新型のほうが良い」という声が聞かれるそうです。
まず新型シエンタは視界が良くなり、これまで以上に運転がしやすくなったという声が挙げられるとのこと。また、室内の小物入れが先代モデルよりも充実していたり、大型のペットボトルにも対応するカップホルダーなども好評なポイントとなっているといいます。
これらのポイントはファミリーカーとして喜ばれること間違いなしでしょう。
また、クルマとしての基本性能が高くなったのもポイントのひとつ。現行の新型モデルからTNGAプラットホームを採用しており、先代モデルと比べると走行性能が格段に良くなりました。
ミニバンとは思えないほど安定感が高く、走る、曲がる、止まるはドライバーの意思に忠実に反応してくれる印象となり、乗り心地に関しても好感触を持つ人がほとんどとのこと。ハイブリッド車はもちろん、ガソリン車でも静粛性が高いことに驚かされるそうです。
このあたりのポイントは実際に試乗して実感するユーザーが多く、トヨタのTNGA構想で出来上がった「いいクルマ」が、比較的走りのイメージが薄いファミリーカーにも息づいていることを感じさせます。
走行性能が重視されるクルマでなくても、走りの良さは購買に繋がるということが、新型シエンタが売れている理由から読み取ることができます。
そしてデザインに関しても高く評価されているとのこと。外装デザインそのものが好評なのもありますが、豊富で表現力豊かなボディカラーも支持を得ているそうです。
また、インテリアの質感が高くなった点も好印象となっていて、なかでもダッシュボードにキャンバス布が用いられてことがポイントだといい、全体的にプラスチック感が減り、暖かみのある印象のインテリアが質感を高めた印象となっているようです。
運転支援システムも新型になってかなり装備が充実したことも新型シエンタが選ばれる理由のひとつ。
先代モデルは衝突被害軽減ブレーキは設定していたものの「レーダークルーズコントロール」(アダプティブクルーズコントロール)などの設定がありませんでした。
一方、新型は現行車としては標準的な運転支援システムが用意されているのはもちろん、高度運転支援技術「トヨタチームメイト」の機能である「アドバンスドパーク」も用意。
駐車支援もかなり充実したことも、ファミリーカーとしてうれしいポイントだといえそうです。
※ ※ ※
走り、デザイン、質感、運転支援システムなど、新型シエンタが好調な理由はクルマそのものの性能と全方位での魅力を増したことが理由といえます。
新型シエンタが人気なのを一言でいえば「全てが格段に良くなったから」ということになるでしょう。
ひとつだけ悪くなった点があります。4WD車がガソリンからハイブリッド(E-Four)になったことです。四輪駆動が本領を発揮する寒冷地・積雪地では、ハイブリッドエンジンだと冬季に車室内が暖かくなりにくく、また燃費が下がります。軽井沢に住む友人一家は、これがネックで買い換えせず前モデルをまだまだ乗るそうです。
前の型のオーナーとしての意見
セカンドシートのリクライニングがダメだな~
3列目の格納はまぁ何とも・・・跳ね上げ式の方が便利
前の型から買い替える人は稀でしょうね(誇張タイトル)
使い勝手は新型も良くない。ノアの方がお勧めだな(高いけど)
前の型のオーナーとしての意見
セカンドシートのリクライニングがダメだな~
3列目の格納はまぁ何とも・・・跳ね上げ式の方が便利
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