2800万円…超極上の日産「ハコスカGT-R」がスゴい! 27年間室内で保管された「2ドア仕様」の反響は? 内外装に驚き
国内外で高い人気を見せている日産「スカイラインGT-R」ですが、2023年3月末に開催されたオークションでは極上の個体が出品されたといいます。
ハコスカGT-RがBHオークションに登場!
最近では国産旧車が世界的な人気を集めており、国内外の中古車市場で価格が高騰しています。
なかでも日産「スカイラインGT-R」はどの世代でも高値で取引がされていますが、新たにオークションに出品されたスカイラインGT-R(KPGC10)にはどのような反響が寄せられたのでしょうか。
1969年2月に登場した「スカイライン2000GT-R」(PGC10)は、ツーリングカーレースを闘うために生まれセダンボディに「打倒ポルシェ」を掲げて開発されたプロトタイプレーシングカー「R380」のノウハウを盛り込んだ高性能モデルです。
その心臓部には2リッター直列6気筒エンジン(S20型)を採用し、トランクに大容量100リットル燃料タンクを搭載。
さらに快適装備が省かれた内装やリクライニング機構のないバケットシートなどの特徴でした。
1970年には、旋回性能向上と軽量化のためにホイールベースを70mm短縮し、リアにリベット留めの黒いオーバーフェンダーを装着した2ドアハードトップ(KPGC10)に刷新。
またレースの実績では1969年から1972年まで計50勝を達成しています。
このような歴史的名車となるスカイライン2000GT-Rは、現在でも「ハコスカGT-R」として高い人気を誇っています。
そんななかYahoo! JAPANとBH AUCTIONが共同オークション「Collection Car Auction Collection No.17」が2023年3月20日から26日に開催されましたが、そこでは1970年式のハコスカGT-R(KPGC10)が出品されました。
この個体が特徴的なのは車体番号「0000023」という日産を表すことや、27年もの間ガレージ内で厳重に保管されていた極上モデルだということです。
マフラー、オーバーフェンダーなどオリジナル部品を残しているほか、内装に関してもほぼ純正でレザーやウッドパネルも良好な状態となっています。
なお出品者のロッキーオート(愛知県岡崎市)によれば、キャブレター、燃料まわりをオーバーホールしているといいます。
貴重かつ状態の良い個体となるハコスカGT-Rに対して、ユーザーからの反響は「やはりハコスカは憧れてしまうなぁ」、「やはりハコスカGT-Rはカッコいい」といった声。
さらに「途中で手直ししてるとは言っても、このコンディションはすごいね」、「「こういう語呂が良くてしかも初期の番号というのは珍しい。手に入れることができる人が羨ましい」といったこの個体に対しての驚きの声なども。
また価格に対しては「もはやハコスカの価格は乗るためではなく自慢するためのものになってる」、「2000万円払えるならほかにもっと最新のクルマもあるからなぁ…でも憧れるのは確か」といった反響も見られました。
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なおこのハコスカGT-Rは、今回のオークションでは落札に至らなかったようですが、海外市場でもハコスカGT-Rは2000万円以上の価格で取引されることも珍しくありません。
もはやコレクションカーとなったハコスカGT-Rの相場が下がることがあるのか、今後もユーザーの関心は尽きないようです。
タイミングが悪いな
コロナ前ならな・・・億とか・・・