ほぼ新車な日産「ハコスカGT-R」現る! 27年間室内保管の極上内外装が凄い! BHオークションに出品
2021年6月14日から定期的に開催されているCollection Car Auctionでは、希少価値の高い名車や部品といったものから、レーシングドライバーのスーツなどが出品されてきました。2023年3月20日から26日にはCollection No.17が開催され、最も注目を集めたのがスカイラインGT-R(KPGC10)です。果たして落札されたのでしょうか。
27年間ガレージで保管されたハコスカGT-Rとは
Yahoo! JAPANとBH AUCTIONが共同で展開している希少価値の高い名車に特化したオークション「Collection Car Auction」。
今回ヤフオク!にて、No.17が開催されましたが、最も注目された日産「スカイラインGT-R(KPGC10)」は落札されたのでしょうか。
2021年6月14日から定期的に開催されているCollection Car Auctionでは、希少価値の高い名車や部品といったものから、レーシングドライバーのスーツなどが出品されてきました。
過去には、新車未登録の日産「スカイラインR34 GT-R V-SPEC II Nur」などが出品されたことでも話題となっています。
2023年3月20日から26日には、Collection No.17が開催されました。
中でも最も注目を集めたのがスカイラインGT-R(KPGC10)です。
1957年4月にプリンス自動車(富士精密工業)から登場したスカイライン。
その後、歴史を重ねて1969年に日産ブランドとなる3代目スカイラインが登場します。
その際に、初代「スカイラインGT-R(PGC10型/KPGC10型)」が設定されました。
PGC10型はツーリングカーレースに出場するために市販の状態でも高いポテンシャルを発揮していました。
ボディは当初4ドアセダンのみで、外観ではフロントフェイスやエンブレム、フェンダーアーチの形状が標準モデルとの違いとなります。
内装はバケットシートが装着されなど、快適装備を撤去して簡素化。
燃料タンク(100リッター)をトランクルームに設置するため、積載量は少なく実用性は二の次となっていました。
心臓部には、最高出力160馬力を発揮する世界初の2リッター直列6気筒DOHC24バルブ「S20型」エンジンを搭載しています。
その後、1970年にKPGC10型が登場。ボディは2ドアハードトップとなり、リアフェンダーにはリベット留めのオーバーフェンダーが装着されました。
そんな特徴を持つスカイラインGT-Rですが、今回オークションに出品されたのは、1970年式の個体です。
オークション概要によれば、マフラー、オーバーフェンダーなどオリジナル部品が多く残る状態を維持して27年もの間、ガレージ内で厳重に保管されていたといいます。
内装に関してもほぼ純正状態で、レザーやウッドパネルも、良好です。
なお、今回の出品者は、愛知県岡崎市にあるロッキーオートとなり、キャブレター、燃料まわりのオーバーホールを実施しているといいます。
これほどまでに状態が良い個体は珍しい上、さらに特徴的なのが車体番号「0000023」という日産を表すことでした。
そんな希少性の高いスカイラインGT-R(KPGC10)でしたが、今回のオークションでは落札に至らなかったようです。
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