まさかの2人乗りトヨタ「ランクルプラド」!? 3ドア+MTの“懐かし”仕様! 英で設定される“コマーシャル”仕様とは
トヨタ「ランドクルーザー」の派生モデルである「ランドクルーザープラド」は、2023年にもフルモデルチェンジを迎えるのでは、とSNSやメディアなどで話題ですが、現行モデルとなる「150系」は、日本にはない3ドアでかつMTの仕様が欧州にあるようです。どのようなクルマなのでしょうか。
現行「ランドクルーザープラド」に3ドア+MTモデルが存在?
本格SUVのトヨタ「ランドクルーザー」派生モデルである「ランドクルーザープラド」は、2023年にもフルモデルチェンジを迎えるのでは、とSNSやメディアなどで話題になっています。
現行モデルは2009年に登場した4代目となる「150系」ですが、この150系には日本にはない3ドアでかつMTの仕様が欧州にはあるようです。
今から70年以上前の1951年、当時の警察予備隊(現陸上自衛隊)向けに計画された車両を起源に持つランドクルーザー。
そんなランドクルーザーから派生してランドクルーザープラドが誕生したのは1990年。当時ショートホイールベースの3ドアのみの設定だったランドクルーザー70系のワゴンとバンに、ロングホイールベースの5ドア車が追加、これを機にランドクルーザーのワゴンモデルには「プラド」のサブネームが付き、初代ランドクルーザープラドが誕生しました。
そんなランドクルーザープラドですが、初代モデルから3代目モデルまでは、後席ドアがないショートホイールベースの3ドアモデルが日本でも展開。2代目までは、MTモデルの設定もありましたが、現在日本で展開されている4代目は、2009年の登場から現在まで3ドアモデルもMTモデルも存在しません。
しかし、イギリスでは、4代目の3ドア・MTモデルが販売されています。
イギリスでは4代目のランドクルーザープラドに対し、“コマーシャル”と呼ばれる乗車定員2名となる商用モデルと、乗車定員5名の一般ユーザー向けの通常モデルが設定されていますが、このどちらにも3ドアモデルが設定されています。
3ドアモデルのボディサイズは、全長4395mm×全幅1885mm×全高1830mmとなっており、5ドアモデル(全長4840mm×全幅1885mm×全高1845mm:イギリス仕様)よりも全長がかなり短くなっています。
パワートレインは、最高出力204馬力・最大トルク500Nmを発揮する★★リッター 直列4気筒ディーゼルターボエンジンを搭載。これに組み合わせるトランスミッションとして、通常モデルでは6速ATのみが用意されますが、商用モデルでは6速MTもしくは6速ATを選択可能となっています。
価格は、商用モデルが4万3355スターリング・ポンド(約695万円)から、通常モデルが4万7675スターリング・ポンド(約764万円)からです。
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国外では、今でも3ドア・MTモデルが存在する4代目ランドクルーザープラドですが、登場から14年目を迎えるため、いよいよ2023年にもフルモデルチェンジが行われるのではと、SNSやメディアなどで話題になっています。
新たに登場するかもしれない次期型ランドクルーザーに3ドアモデルやMTモデルが設定されるかどうかは不明ですが、今後の続報に注目が集まります。
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