三菱「パジェロ」後継モデル登場!? 謎の新型「3列シートSUV」を示唆! 5年以内に“非電動”の純エンジン搭載で登場か
三菱が2023年3月10日に発表した中期経営計画「Challenge 2025」では、今後電動車を中心とした16車種を投入することを明らかにしました。そのなかでエンジン車の新型3列シートSUVが含まれているようです。
新型「パジェロ」登場なるか? 謎の3列SUVとは
三菱は2023年3月10日に中期経営計画「Challenge 2025」を発表しました。
この計画では電動車の販売比率を2035年度に100%まで引き上げる方針などが示され、計16車種を各市場へ投入することを明らかにしましたが、投入予定車種のひとつに、かつて販売されていた「パジェロ」を思わせる新型3列シートSUVが含まれています。
計画は地球規模の気候変動問題解決に向けて、およびカーボンニュートラルを加速させることを目標としており、電動車の販売比率を2030年に50%とし、新車平均CO2(二酸化炭素)排出量はマイナス40%を目指すといいます。
この目標に対し今後5年間で16車種を投入するとし、うち9車種は電動車となります。新型「ASX」(日本名「RVR」)や新型「コルト」に加え、「エクスパンダー」のハイブリッド仕様など、具体的に車名が記載されているものや、2列SUV、ルノー日産三菱のアライアンスから供給される新型EVなど、詳細が不明なクルマの登場も示唆。
一方で、ICEモデル(内燃機関エンジン搭載)は7車種投入予定であることも示されており、5月登場の軽自動車「デリカミニ」や2022年に初公開されたSUVの「XFC コンセプト」をはじめ、ピックアップトラックや日本市場ではミニバンに相当するMPVなどがデビューします。
そのうちのひとつに「3列シートSUV」(以下、新型3列SUV)というものがあります。
三菱が展開している3列シートSUVでは現在、「アウトランダーPHEV」以外にも国外では「パジェロスポーツ」が該当。
しかし資料には、アウトランダーPHEVは別のクルマとして示されており、新型パジェロスポーツはピックアップトラック「トライトン」をベースにした「PPV(Pick-up Passenger Vehicle)」とあることから、これらとは異なる新型車が登場する可能性があります。
また、発表資料の中には登場予定のクルマがベールに包まれており、それぞれ違ったボディラインであることが確認できます。
新型3列シートSUVは角張ったデザインとなっていることが特徴で、かつて1980年代にRVブーム・オートキャンプブームの火付け役となった本格四輪駆動車「パジェロ」の初代モデルを想起させるシルエットをしています。
なお、この新型3列シートSUV以外にも、ICEモデルではピックアップとされるクルマや電動化モデルの新型コルトがライトを点灯させており、何らかの意味を持っていると捉えられます。
新型デリカミニやXFCコンセプト、新型ASX以外の13の各車に関して、三菱からの具体的な発表はまだありませんが、今後2030年に近づくにつれて明らかになっていくと予想されます。
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