トヨタが新型「C-HR」発売時期を明らかに! 約8年ぶり全面刷新!? 2代目モデルはハンマーヘッド採用! 豪州で24年前半に導入へ

2023年3月8日、トヨタのオーストラリア法人は、トヨタ新型「C-HR」を2024年前半に現地に導入すると発表しました。昨年12月にもコンセプトモデルが発表された新型C-HRですが、現地ではハイブリッド仕様のみの展開となるようです。

新型「C-HR」ついに登場決定

 2023年3月8日、トヨタのオーストラリア法人は、トヨタ新型「C-HR」のハイブリッドモデルを2024年前半に現地に導入すると発表しました。

2024年前半のオーストラリア導入が決定した新型「C-HR」
2024年前半のオーストラリア導入が決定した新型「C-HR」

 C-HRは、2014年9月に開催されたパリモーターショーにて、コンセプトモデル「TOYOTA C-HR Concept」が公開され、後の2016年12月にクーペスタイルのコンパクトSUVとして正式デビューしました。

 国内でも展開され、そのデザインや使い勝手などから人気を博したモデルです。

 現在日本で販売されているのは2019年のマイナーチェンジで、フロントのエアインテークを拡大するなどエクステリアの変更や、MTモデルの追加、シーケンシャルウインカーを採用するなど改良がほどこされたモデル。

 ボディサイズは、全長4385-4390mm×全幅1795mm×全高1550-1565mmとコンパクトで取り回しやすいサイズ感が特徴的です。

 そんなC-HRですが、2022年12月5日にも次期型C-HRと明示されたコンセプトカー「C-HR プロローグ」が欧州や豪州で公開されています。

 C-HR プロローグのスタイリングは、現行型C-HRと同様の南フランスにあるトヨタの欧州デザイン開発本部でおこなわれ、そのエクステリアは、極めてモダンでありながら、親しみやすい人間味のあるデザインに仕上がっています。

 フロントフェイスには、“最新トヨタ顔”ともいえる新型プリウスとも共通する「ハンマーヘッド」(シュモクザメ)をイメージしたシャープなデザインが起用されています。

 ボディのサイズについて詳しくは公開されていませんが、現行C-HRと同様C-SUV(CセグメントSUV)であるとされており、大胆なサイズ変更はなさそうです。

 今回、新型C-HRオーストラリア導入の正式発表を伝えるリリースの中にもこのクルマの画像が添付されており、このC-HR プロローグの市販版となる2代目の新型C-HRが2024年前半に導入するものとみられます。

 2024年の導入が行われれば、2016年から数えて実に8年ぶりのフルモデルチェンジとなります。

 C-HR プロローグ発表の際は、パワートレインとして「ハイブリッド」と「プラグインハイブリッド」を用意すると公表されていましたが、オーストラリア向けの新型C-HRはハイブリッドのみのラインナップとし、プラグインハイブリッドモデルは導入しないと現地法人は伝えています。

 トヨタのオーストラリア法人はこの決定について以下のようにコメントしています。

「この決定は、ハイブリッド車に対する顧客の需要がますます高まっていることも反映しており、オーストラリアの顧客は2022年に7万2815台の電動パワートレインを採用したトヨタ車を購入し、ブランド全体の売上高の31.5%を占めています。

 さらに今後、2025年までに電動パワートレイン搭載車が販売の50%以上を占めると予想しています」

※ ※ ※

 新型C-HRの豪州販売が正式に発表されましたが、C-HR プロローグの発表も含め、日本では新型C-HRの導入について正式な発表はありません。続報に注目です。

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