競泳 池江璃花子選手が横浜ゴムに電撃入社!「世界の舞台で共にトップとして戦いたい」
競泳の池江璃花子選手が、横浜ゴムとのパートナーシップ契約を結び、あわせて同社への入社も発表されました。
競泳池江璃花子選手 4月より横浜ゴムの新入社員に
横浜ゴム株式会社は2023年4月1日より、競泳日本代表としても知られる池江璃花子選手とのパートナーシップ契約を締結することを発表し、同年3月6日に都内で会見を開きました。あわせて、池江選手が同年4月1日より同社へ入社し、経営企画部 広報室に配属されることも発表されました。
会見に臨んだ池江選手は、この日に合わせて自分で選んだという春らしい淡いピンク色のスーツに身を包み、次のように話しました。
「元々、自分も世界のトップにいましたが、病気をしてしまいました。それでもまたいつか、長い時間をかけてでも世界の舞台でトップとして戦いたいという気持ちを今も持ち続けています。
横浜ゴムの社員の方々にお会いした際に、世界を相手に自分たちが奮闘してトップに行きたいという気持ちがあるとうかがい、その想いに強く共感しました。グローバルな企業というところも惹かれたポイントです。何年もかけてじっくりトップを目指して上がっていこうとしている企業の一員となり、私も一緒に上を目指して頑張っていきたいと思っています」
同じく会見に臨んだ横浜ゴム代表取締役社長の山石昌孝氏は、池江選手とのパートナーシップ契約を結ぶきっかけについて「あるインタビューで池江選手が、『挑戦に限界はないと思っていて、世界記録まであと1秒となったとしても、同じ人間が達成しているものであり、私もそこにいけないわけがない』と話していたことを拝見し、自社の行動指針に共通していると感じました」と述べています。
ここで新社会人の第一歩として、池江選手がマナー講師を交えての「初めての名刺交換」にチャレンジするというひと幕も。多くの報道陣の前での名刺交換という、通常では有り得ないシチュエーションながら、大舞台を経験したアスリートらしくやや緊張した面持ちながらもやりきる姿は、さすがといったところでした。
会場では今後、池江選手が着用する新ユニフォームも初披露され、これまでの白を基調としたものから一転、黒を基調としたスタイリッシュなものになったことも合わせて発表されました。
池江選手は、プライベートでは気分転換にドライブをすることも多く、天気のいい日などはレインボーブリッジを見にクルマを走らせることもあるそう。入社後は「タイヤのように粘り強い人になりたい」と抱負を語り、「競泳選手としての活動がメインとなりますが、会社のことも学んでいき、会社の良さを伝えられるように、そして人としても成長していけるように頑張りたいです」と話します。また新社会人になった後、新生活でチャレンジしてみたいことについて問われると「ワインが好きなので、いつかソムリエの資格を取ってみたいですね」と笑顔を見せました。
Writer: 小鮒康一
1979年5月22日生まれ、群馬県出身。某大手自動車関連企業を退社後になりゆきでフリーランスライターに転向という異色の経歴の持ち主。中古車販売店に勤務していた経験も活かし、国産旧車を中心にマニアックな視点での記事を得意とする。現行車へのチェックも欠かさず活動中。
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