“冷え”モデルも用意!? トヨタ新型「ハイラックス“ボックス”」発表! アンダー300万円でMTのみ! 生活支える「ハイラックス」尼で登場
2023年3月2日、トヨタのインドネシア法人は、新型「ハイラックス ボックス」を発表・発売しました。ハイラックスの荷台が“箱”と化したこのモデルは、どのような存在なのでしょうか。
荷台が“箱”? 新型「ハイラックス ボックス」
2023年3月2日、トヨタのインドネシア法人は、新型「ハイラックス ボックス」を発表・発売しました。
ハイラックスは、その初代モデルが1968年に登場しており、実に55年という長い歴史を持つピックアップトラックです。現在展開されている現行モデルは、2017年9月に約13年ぶりに日本市場でも復活を果たした8代目モデルで、2020年8月にはマイナーチェンジを受けています。
ボディサイズは全長5340mm×全幅1855mm×全高1800mmと国内で展開される車種のなかでは大柄な部類ですが、トヨタが北米などで展開する「タンドラ」(全長5814mm×全幅2030mm×全高1925mm)や「タコマ」(全長5728mm×全1910mm×全高1793mm)といった他のピックアップトラックと比較すると比較的コンパクトな位置づけです。
そんな8代目ハイラックスのシングルキャブモデルの荷台にコンテナを装着したモデルが、今回発表された新型ハイラックス ボックスです。
コンテナには、通常のコンテナに加え、冷蔵用コンテナも用意。ボディサイズは、通常のコンテナ搭載モデルで全長4930mm×全幅1800mm×全高2166mm、冷蔵コンテナ搭載モデルで長さ5060mm×幅1800mm×高さ2300mmです。
コンテナのサイズは、両コンテナとも同じで、縦2100mm×横1800mm×高さ1500mm。荷物の運搬能力は、通常コンテナが約665kg、冷蔵コンテナが約615kgです。
パワートレインには、最高出力139馬力・最大トルク18.7kgf・mを発揮する2.0リッター直列4気筒1TR-FEガソリンエンジンと最高出力149馬力・最大トルク35kgf・mを発揮する直列4気筒2GD-FTVディーゼルエンジンを用意。これに組み合わせるトランスミッションは5速MTのみです。
トヨタのインドネシア法人マーケティング ディレクターであるアントン・ジミー・スワンディ氏は以下のようにコメントしています。
「このコンテナを備えたハイラックスは、消費者のビジネスニーズを満たす新しいソリューションになることは間違いありません。
また、新型ハイラックス ボックスは輸送能力が大きいため、インドネシアのすべての地域に荷物と冷凍物を配送する事ができます。
今日、キャビンの快適性を維持したまま、より大きな積載容量と、効率的で経済的な最新のエンジンの選択肢を備えたトヨタの中型商用車ラインナップに、このクラスでは競争力のある販売価格で追加されます」
新型ハイラックス ボックスの価格は、通常コンテナ搭載モデルが3億920万ルピア(約276万円)から、冷蔵コンテナ搭載モデルが3億9120万ルピア(約349万円)からです。
コメント
本コメント欄は、記事に対して個々人の意見や考えを述べたり、ユーザー同士での健全な意見交換を目的としております。マナーや法令・プライバシーに配慮をしコメントするようにお願いいたします。 なお、不適切な内容や表現であると判断した投稿は削除する場合がございます。