うわっ、黒っ! クルマの「ホイール」が汚れる原因とは!? 決定的な「撃退法」はあるのか
運転を見直すことで「汚れ」も減らせる!?
しかしブレーキダストの汚れを減らすことは可能です。
そのためには、今まで以上に「先読み運転」を行うことが必要となります。
例えば先の信号が赤になった場合、早めにアクセルをオフにして、ブレーキに頼らず速度が下がるようにし、必要に応じてエンジンブレーキをかけて減速することで、ブレーキパッドとブレーキローターの摩耗を減らすことができます。
ちなみに筆者(くるまのニュースライター hamataro)も以前、ドイツ車を所有していましたが、シフトダウンを早めにし、エンジンブレーキを積極的に活用していたので、強いブレーキを使わず停止でき、結果、ブレーキダストによるホイールの汚れにも困ることがありませんでした。
ドライブ中は早め早めの判断をし、周囲の交通に迷惑をかけない範囲で、ふんわりブレーキを心がけると良いでしょう。
一方、ブレーキパッドを「低ブレーキダスト」タイプに交換し、ホイールダストを減らす方法もあります。
アフターマーケットのブレーキパーツの中には、ブレーキ性能は落とさず、ブレーキダストの発生を抑えたブレーキパッドが発売されています。
大手のブレーキパッドメーカーによると、サーキットなどのスポーツ走行向けのブレーキ性能を強化したモデルに加え、ストリートや一般的なワインディングロード向けとして、低ブレーキダストのブレーキパッドが用意されていると説明します。
ブレーキダストが気になる人は、交換してみるのもひとつの手といえそうです。
それでは、ホイールダストが付着した場合の洗浄はどのようにしたら良いのでしょうか。
比較的ホイールダストが少ないタイミングで清掃ができる場合は、通常のシャンプー洗車の要領でスポンジにシャンプーをつけてこするだけで、ホイールダストを落とすことができます。
またホイール専用のウエットティッシュなどで手軽に拭き取るだけでも、キレイにすることができます。
しかし、時間が経ってしまいブレーキダストがホイールに固着してしまっている場合は、ブレーキダスト専用のクリーナーを使うと良いでしょう。
特にブレーキダストの鉄粉に化学反応し洗浄するタイプのクリーナーは、ホイールとブレーキダストとの固着を化学反応で除去し、簡単にきれいにできるのでオススメです。
また、洗浄と同時に撥水コーティングできる製品もあるので、メンテナンスの頻度を減らしたい人はこのような商品を活用すると良いでしょう。
ちなみに化学反応で洗浄するタイプのクリーナーは、鉄粉に反応する成分を含むため、鉄製ホイールには使用できない点は注意が必要です。
なおホイールはデザインによって細かな造形がされており、奥まできれいにスポンジが届かないこともあります。
このような場合は、洗車スポンジとは別に、ホイールの形状に合わせたホイール洗浄専用のスポンジを利用すると、さらにきれいにできます。あわせて活用すると良いでしょう。
※ ※ ※
ホイールの裏側にはホイールダストが固着しており、表側からの洗浄では落とせない汚れがあります。表側だけ洗浄しても、裏から汚れがたれてくることがあります。
春となり降雪時期が終わると、スタッドレスタイヤから夏タイヤに組み替えるユーザーも増えます。
タイヤ交換時は、タイヤを外したついでにホイールの裏側のホイールダストをあわせて洗浄できて、よりきれいなホイールを実現させる絶好のチャンスといえるでしょう。
当方nd ロードスター の30アニバーサリーだけど低ダストブレーキパッドにして、ホイールの内側に
ガラスコーティングをかける。そして書いてある通りの運転方法でなるべく回数少なく踏んで止まる。
急ブレーキと間違えるから2〜3回に分けてブレーキは踏みましょう。飛ばさない。ゆとりを持って
運転1日一回はホイールを水拭きする。