“ド迫力”顔のトヨタ新型「SUVミニバン」登場! アンダー380万円の新型「イノーバ ゼニックス」日本導入は?
トヨタのインドネシア法人は「インドネシア国際モーターショー2023」にて、同市場で展開されるさまざまなクルマを展示しました。その中には、日本でも「欲しい」との呼び声が高い「イノーバ ゼニックス」の姿がありました。どのようなクルマなのでしょうか。
インドネシア国際モーターショー2023に人気の「イノーバ ゼニックス」が登場
トヨタのインドネシア法人は、2023年2月16日から26日まで開催されるインドネシア国際モーターショー2023にて、インドネシアで展開するさまざまなクルマを展示しました。
そんな出展車両の中に、2022年11月21日に世界初公開されたばかりの新型「イノーバ ゼニックス」の姿がありました。どのようなクルマなのでしょうか。
トヨタは、アジア圏向けに「イノーバ」(国や地域によって名称が異なる)という後席ヒンジドアの3列MPV(ミニバン)を展開していますが、そんなイノーバの名前を冠し、樹脂製のフェンダーアーチなどでSUV要素をもたせたクロスオーバー3列MPVが、新型イノーバ ゼニックス(インド名:イノーバ ハイクロス)です。
プラットフォームには、日本でも展開されるカローラクロスやC-HRにも用いられるTNGAプラットフォーム(GA-C)を採用。「イノベーティブ・マルチパーパス・クロスオーバー」というコンセプトを掲げて、開発されています。
ボディサイズは全長4755mm×全幅1850mm×全高1795mm、ホイールベースは2850mmと、日本で販売されている車両で言えば三菱「デリカD:5」に近しいサイズとコンセプトで、最低地上高は185mmとしっかりSUV並みです。
エクステリアでは、フェンダーが張り出した印象の筋肉質でタフな印象のボディや大型フロントグリルなどが、豪快な“SUV”としての存在感を放ちます。また、インドネシアではモデリスタ仕様も用意されており、こちらはエアロパーツを装備することにより、精悍な印象に変化しています。
インテリアは、直線を多用した外観同様タフなデザインの中に、シルバーのトリムが各所にあしらわれた欧州の高級SUVにも負けない高級な印象に仕上がっているほか、電動オットマン付きシートや開閉可能な大型サンルーフ、イルミネーションライトなどを採用し、豪勢な移動空間を実現しています。
パワートレインには、システム最高出力約183馬力を発揮する2リッター直列4気筒ガソリンエンジン+モーターのハイブリッド仕様と、最高出力172馬力を発揮する2リッター直列4気筒のガソリンエンジン仕様を用意。
価格はガソリン仕様のベースグレードとなる「G」が4億1900万インドネシア・ルピア(約370万円)から、ハイブリッド仕様のベースグレードとなる「G HV」が4億5800万インドネシア・ルピア(約405万円)です。
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インドでは、イノーバ ハイクロスとして展開されているイノーバゼニックスですが、インド市場では最大で18ヶ月間の納車待ちとなっていると現地メディアは報じており、その人気ぶりが伺えます。
日本でもSNSなどでは導入を望む声がありますが、同車の日本発売についてトヨタからの公式のコメントはありません。
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