まさかの新型「高級3列SUV」投入か 高級ブランド「紅旗HS6」先行公開!? 全長5m級モデルを中国市場に
日本でも数種類のモデルを展開している中国の高級ブランド「紅旗」が新たに中国で新型SUV「HS6」を発表する動きが見られています。
紅旗、まったく新しい3列SUV「HS6」投入間近か
数多くの中国の要人に愛されてきた最高級自動車ブランドが「紅旗」です。
紅旗は高級セダンのイメージが強いですが、ここ数年ではSUV人気の影響で、SUVモデルも続々とリリースしています。
そしてこの度、また新たなSUVが紅旗から登場することがわかりました。一体どのようなクルマなのでしょうか。
紅旗は1958年に誕生しました。中国最初の自動車会社「第一汽車」が国内の要人向けに開発した紅旗一号車「CA72」は高く評価され、その後、「CA770」や「CA7200」など、続々と後継車種が登場しました。
2000年代に入り、紅旗はより一般の手に届きやすくなります。要人向け専用車種と同時に、一般向けの車種も多く展開されるようになりました。
また、2017年に第一汽車のトップが徐留平(じょ・りゅうへい)氏に変わると、「新・高尚主義」を掲げる彼による急速な構造改革が推し進められます。
紅旗では今まで展開されてこなかった電気自動車や燃料電池車、プラグインハイブリッド車などの「新エネルギー車」に加え、SUVやミニバン、コンパクトセダンなどのモデルも続々と投入されました。
現在の紅旗は大きく分けて主に2つのラインナップが存在します。
「Lシリーズ」は初代紅旗であるCA72の流れを汲む、保守的で格式の高いデザインを持つシリーズなのに対し、「Hシリーズ」は紅旗が受け継ぐデザインをよりモダンに解釈したシリーズとなります。
日本へ最初に上陸した紅旗は「H9」ですが、これは後者におけるフラッグシップセダンとなります。
これ以外にも、Hシリーズのセダンモデルはミドルサイズセダン「H5」とクーペセダン「H6」が展開されています。また、SUVとミニバンは純電動ラージSUV「E-HS9」、その一つ下に位置する「HS7」、ミドルサイズSUV「HS5」、純電動コンパクトSUV「E-HS3」、そして大型ミニバン「HQ9」がラインナップを構成しています。
そしてこの度、Hシリーズにおける5番目のSUVとなる「HS6」が登場することがわかりました。