まさかのホンダ新型「インスパイア」先行公開!? 「縦グリル」の存在感スゴい! 近々中国で発表なるか
日本では2012年に終了しているホンダ「インスパイア」ですが、新たに新型モデルが中国で発表される動きがあるようです。
実は中国で復活していたホンダ「インスパイア」
日本でもかつて販売されていたホンダ「インスパイア」が近々新型モデルとして発表されることが明らかになりました。
日本では2012年に終了していますが、どのようなカタチで登場するのでしょうか。
ホンダが手掛けるグローバルセダン「アコード」は、2022年11月には11代目となる新型モデルが発表され、各市場に続々と投入されています。
そしてこの度、中国におけるアコードの姉妹車「インスパイア」もフルモデルチェンジを控えていることが判明しました。
インスパイアは1989年、フラッグシップセダン「レジェンド」とアッパーミドルセダン「アコード」の間を埋めるモデル「アコードインスパイア」として登場しました。
当時の世相を反映して内装は豪華に仕立て上げられたほか、搭載エンジンは専用設計のG25A型2.5リッター直列5気筒エンジンとG20A型2リッター直列5気筒エンジンが用意され、バブル期らしい設計が特徴です。
1992年には全長を140mm、全幅80mm拡大させた3ナンバーモデルの「インスパイア」が登場し、5ナンバーモデル「アコードインスパイア」と併売されました。
その後、世代を重ねるごとにアメリカ市場を見据えたゆとりのある設計に仕立て上げられていきます。
2007年に登場した5代目のインスパイアでは排気量が3.5リッターとなり、ボディも4代目に対して一回り大きくなりました。
この頃のアコードは日本向けと北米向けで別車種となり、日本で販売された5代目インスパイアは北米向け8代目アコードがベースであるため、このような設計となっています。
これによってインスパイアは実質レジェンドと同クラスとなり、ホンダにおける二大フラッグシップ的存在を担うことになったのです。
その後、2012年9月には生産を終え、ほどなくしてインスパイアは販売終了となりました。
約23年の歴史に幕を下ろしたインスパイアですが、その名前は2018年に中国で再び展開されることになります。
2018年10月に東風ホンダはアコードとの姉妹車として「インスパイア(中国名:英仕派)」を発表しました。
ホンダは中国に、東風汽車との「東風ホンダ」、そして広州汽車との「広汽ホンダ」の2つの合弁会社を持っています。
トヨタやホンダなど、中国に複数の合弁会社を展開するメーカーは、ひとつの車種にそれぞれの会社で違うデザインと車名を与え、姉妹車として展開することが一般的です。
アコードも例に漏れず、広汽ホンダでは「アコード」であるのに対し、東風ホンダでは「インスパイア」として製造・販売されています
インスパイアとアコード以外にも、中国市場では「XR-V/ヴェゼル」、「エンヴィクス/クライダー」、「アヴァンシア/UR-V」、「CR-V/ブリーズ」、「シビック /インテグラ」、「ライフ/フィット」、「エリシオン/オデッセイ」、「e:NS1/e:NP1」などを、それぞれ東風ホンダ/広汽ホンダで展開しています。
中国向けのインスパイアは現在、10代目アコードをベースとしたモデルが販売されています。
そして2022年11月にアコードが11代目へ移行したことに伴い、今回インスパイアもフルモデルチェンジすることが判明しました。
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