トヨタ「ランクルプラド」が全面刷新か 新型「ランクル250」説が有力!? ファン待望の次期モデルの行方とは
ついにランクルシリーズにハイブリッド車を設定か!? 登場時期いつ?
さらに驚いたのはハイブリッド車の設定があることで、ランドクルーザーシリーズにおけるハイブリッド車の設定は300系でも噂されていましたが、その市場は新型ランドクルーザープラドが担うようです。
このハイブリッド車には、トヨタが米国向けのピックアップトラックとなる「タンドラ」に搭載されている「i-FOCE MAX」というシステムが採用されるようです。
このハイブリッドシステムは、3.5リッターV型6気筒ツインターボガソリンエンジンにモーターを加えたもの。
通常はトルクコンバーターがある場所にモーターを配し、エンジンとモーターをクラッチによって切り離す仕組みになっています。
従来のエンジンとモーターを交互に使うシステムとは異なり、2つを並列上に並べて、同時にその出力を使うことを可能にしました。
これにより、大型車に必要なパワー&トルクが望めるだけでなく、オフロードで必要な瞬発的な大トルクが得られるわけです。
もちろん、クラッチでエンジンをパワートレーンから切り離せば、EVとしての走行も可能です。
ちなみに新型ランドクルーザープラドの発売に伴い、従来の「プラド」のマスコットネームは廃止されるという説が濃厚だといいます。
従来のランドクルーザープラドは「150系」でしたが、その次のモデルということで全世界で「250系」に統一されるようです。
従来でも「プラドのバッジはいらない」というユーザーもいましたので、今後はどの車系を買っても「ランクル」と言えるのは、嬉しいトピックかもしれません。
ですが、やはり気になるのはボディサイズ。
ランドクルーザー300系は日本でも大人気を博して、現在4年待ちの状態ですが、“大きすぎる”という声が都市部のユーザーから聞かれます。
そういったユーザーの受け皿となるのが従来のランドクルーザープラドだったわけですが、ランドクルーザー300系と同じ車幅になると、市場への影響は少なからずありそうです。
なお新型ランドクルーザープラド改め、新型ランドクルーザー250となるモデルは2023年年央に登場する可能性が高いといいます。
前述の通り、2023年は70系再販も噂されており、250系が同時期に発表されれば、また納期の面で混乱しそうな気配も。いずれにせよ、ランクルファンには熱い年になりそうです。
Writer: 山崎友貴
自動車雑誌編集長を経て、フリーの編集者に転向。登山やクライミングなどアウトドアが専らの趣味で、アウトドア雑誌「フィールダー(笠倉出版社刊)」にて現在も連載中。昨今は車中泊にもハマっており、SUVとアウトドアの楽しさを広く伝えている。
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