日産、営業益5割増も純利益は大幅減 円安や半導体不足だけじゃない、大きな要因とは
日産が、2023年3月期の第3四半期決算を発表しました。
4~12月期決算を発表
2023年2月9日、日産が2022年度第3四半期決算を発表しました。
第3四半期累計(2022年4月~12月)の連結売上高は21.9%増の7兆4997億円です。
連結営業利益は対前年51.4%増の2897億円でした。原材料費の高騰などが響くも、値上げや想定以上の円安水準が寄与し、前年同期より大幅に改善しています。
しかし純利益は、ロシア事業からの撤退で1105億円の特別損失を計上した影響もあり同42.9%減の1150億円となり、同期で2年ぶりに減益となりました。
2022年度の販売台数は、半導体の供給不足や新型コロナの影響が長引き、前回見通しの370万台から8.1%減の340万台を見込んでいます。
ただし、通期の売上高や利益は「さらなる財務規律の徹底等のパフォーマンスの向上によって相殺される見通し」として、従来予想は据え置きました。
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