ついにトヨタ「ランドクルーザー70」が日本復活!? ランクル70は「新型or再再販」どっち? ファンが期待するコトとは
本当に日本で再販されなら…70系はどうなるのか?
では、日本で発売されるかもしれない70系はどんなものになりそうなのでしょうか。
その前に、まず30周年で発売されたGRJ76/79について、ユーザーからどのよう不満が挙がっていたのでしょうか。
前述の通り、両車に搭載されていたエンジンは1GR-FE型V6ガソリンエンジンです。
燃費のカタログ数値(JC08モード)は6.6km/Lというものでした。しかもハイオク仕様で、約10年前とは言え、ランニングコストは相当なものだったといいます。
加えて、ユーザーが頭を痛めたのが前述の1ナンバー登録ということで、毎年やってくる車検費用や、自家用で使うユーザーにとっては高い高速代が悩みの種となったのです。
漏れ伝わってきた情報によれば、トヨタも日本導入にあたってはその辺りを考慮してくるようで、再販される70系はかなりユーザーフレンドリーかもしれません。
では、デザインはどうなるのでしょうか。
情報によればデザインは豪州仕様とほぼ同じようですが、豪州仕様はブラックアウトのバンパーやグリルを使っているのに対して、日本発売時にはメッキ加飾が施されているかもしれません。
ファンとしては、やはりできるだけシンプルでタフなイメージのエクステリアを望む人が多いのではないでしょうか。
ボディ形状については、日本で最もニーズの高いバンタイプのみになりそうです。
しかし、形状はバンでも車内はワゴン仕様になることが濃厚。2列シート5人乗り仕様という情報もあります。
またエンジンは、ユーザー待望のディーゼルになる見通しですが、4.6リッターディーゼルは日本国内ではオーバースペックなため、現行「ランドクルーザープラド(150系)」に搭載されている2.8リッタークリーンディーゼルがスライドで搭載されると思われます。
価格は400万円台半ばを超えるというのが大方の予想。安全装備などを考えるとプラドには及ばないため少々高い気もしますが、70系が新車で買えるなら惜しくないという人も多いのではないでしょうか。
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さらに2030年は、兄弟車のプラドのフルモデルチェンジも噂されており、そのタイミングで70系再再販に関する何らかの発表があるのではないかと話もあります。
となれば、ランドクルーザーファンにはまさにビッグイヤー。スズキ「ジムニー5ドア」がインドで発表され、活気づいているオフロード4WD業界が、さらに盛り上がる可能性は大です。
Writer: 山崎友貴
自動車雑誌編集長を経て、フリーの編集者に転向。登山やクライミングなどアウトドアが専らの趣味で、アウトドア雑誌「フィールダー(笠倉出版社刊)」にて現在も連載中。昨今は車中泊にもハマっており、SUVとアウトドアの楽しさを広く伝えている。
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