軽トラがレトロ顔「軽バン車中泊仕様」に! 落ち着く「オシャ内装」ルーフには「ダイナミックな仕掛け」も!?
ダイレクトカーズは「ジャパンキャンピングカーショー2023」に、1960年代の欧米製小型バンを思わせるレトロな雰囲気の軽キャンピングカー「リトリート ミニチキ」を初公開しました。内装も人気女性YouTuberとコラボし、オシャレな仕上がりとなっています。
キャンピングカー専門店のダイレクトカーズ(三重県)は、2023年2月3日から6日まで幕張メッセ(千葉市美浜区)で開催された「ジャパンキャンピングカーショー2023(JCS2023)」に、新型軽キャンピングカー「RETREAT(リトリート) ミニチキ」を初公開しました。
内装デザインを人気女性YouTuberコンビ「チキチキバンバン」とコラボしたほか、1960年代の欧米製小型バンを思わせるレトロな外観デザインにカスタマイズされ、ベース車の雰囲気は皆無です。
リトリート ミニチキは、ダイハツの軽トラック「ハイゼットトラック」をベースに内外装をカスタマイズしたオリジナルのキャンピングカー。
フロントまわりは、丸目2灯のレトロなデザインに全面刷新。グリルセンター部にはオレンジ色の筆記体で「Drtve(ダルビィ)」の文字が描かれています。
また荷台とキャビン部分は完全に一体成型され、ベージュのボディカラーに変更。後部にはオリジナルの観音開きドアが備わります。
元が軽トラであることを完全に忘れさせる仕上がりで、レトロな小型ワンボックスバンに生まれ変わりました。
内装については、人気女性YouTuberコンビのチキチキバンバンとコラボレーションを実施しました。
ふたりはこれまで、100万円の17年落ち中古救急車をベースにDIYでキャンピングカーを仕上げ話題を呼んでいます。
今回は、建築学科卒であるチキチキバンバンのふたりが「シンプルなデザインでカスタマイズ性をUP」「無垢の一枚板を使いたい」「前後の空間をつなげたい」などの要望を挙げ、シンクや床下収納、棚などをレイアウトしたデザイン案をみずから作成。一枚板も自身で用意しました。
これをもとに、ダイレクトカーズが仕上げを担当したといいます。
ダイレクトカーズがメインで扱うハイエースのキャンピングカーでは、室内を全面的にウッド仕上げとするのを特徴としていますが、リトリート ミニチキもこうした同社のノウハウも盛り込まれました。
その過程は、ふたりのYouTubeチャンネル「チキチキバンバン」(@cheeky2van2)で公開されています。
JCS2023での一般公開を前に、完成したリトリート ミニチキを見たふたりは「めちゃくちゃ可愛く仕上がってる!!」と驚きの声。
室内に乗り込んだ2人は「こじんまりした落ち着く空間」「2人でも寝れる!」と絶賛。さらにポップアップルーフの仕掛けに対しても「すごいんだけど!!」「身長170cmでも立てます!」と興奮した様子で伝えていました。
JCS2023で初公開された軽キャンピングカー リトリート ミニチキの消費税込み価格は、498万円です。
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