ワイドな3列シートで“VIP空間”に? マツダ新型「最上級SUV」レザーソファ備わる「CX-90」の高級内装とは?
2023年2月1日(日本時間)に世界初公開された、マツダ新型「CX-90」ですがどんな特徴があるのでしょうか。今回は内装を中心に見ていきます。
新型「CX-90」ワイドな3列シートがまるで「VIP空間?」
北米マツダは、新型SUV「CX-90」を2023年2月1日(日本時間)に世界初公開しました。
新型CX-90にはどういった特徴があるのでしょうか。今回は内装を中心に見ていきます。
マツダは、過去2021年10月に「2022年以降のクロスオーバーSUV商品群の拡充計画」を発表しており、「ラージ商品群」に分類されるSUVとして、「CX-60」「CX-70」「CX-80」「CX-90」を市場ごとに投入することを明らかにしています。
そんななか、今回登場した新型CX-90は主に米国などの市場に向けて展開される3列シート・ワイドボディのフラッグシップSUVです。
ボディサイズは未だ明らかになっていないものの、現在ラインナップされているマツダ車のなかでもっとも全長・全幅が大きいと説明しています。
なかでも新型CX-90のインテリアは、モダンな直線的デザインで、ところどころクロームメッキを施し上質さを加えながら、ダッシュボードから吹き出し口の位置まで広がりのある印象を与えます。
ディテールには日本の伝統的な美しさが意識され、フロントシートやキャプテンチェアのセカンドシート、そして3列目シートまで、ナッパレザーやウッド、ファブリックなど、複数の素材が用いられています。
例えば、ダッシュボード上のファブリックには、日本の織物技術である「組紐」からヒントを得て「かけ縫い」という手法が採用され、美しさと上質さが感じられるデザインに。
公開されている写真を見ると、白を基調にした室内空間で、センターコンソールやドアトリムなど、各所に淡いウッド調の加飾が施されるほか、インパネにはファブリックで柔らかく仕立てられ、優しい空間が広がっています。
また3列目には、3人掛け用シートや専用の空調吹出し口、アップグレードされた室内照明など、3列目シートならでは「VIPさ」が感じられる機能も備わります。
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このほか、新型CX-90のエクステリアでは、ボディやフェンダーをワイド化し、たくましいスタンスを強調。
ボディは曲線で滑らかにデザインされており、力強いサイズ感でありながら美しさも持ち合わせたデザインに仕上がっています。
パワートレインは、マツダの量産ガソリンエンジン史上最大となる340馬力・369lbftを発揮する3.3リッター直列6気筒ガソリンターボエンジンに48Vマイルドハイブリッドを組み合わせるほか、2.5リッター直列4気筒ガソリンエンジン搭載のプラグインハイブリッドシステム「e-SKYACTIV PHEV」も設定しています。
そんな新型CX-90の導入は2023年春に予定されています。
日本での展開は予定されていませんが、マツダ「最大級」の新型SUVということもあり、新型CX-90の登場に注目が集まります。
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