群馬トヨタが新型「クラウン ローダウン仕様」を披露! あえての「車高下げ」にコダワリ? 迫力マシのカスタムとは
群馬トヨタグループは新型「クラウンクロスオーバー」のカスタマイズカーを、東京オートサロン2023で展示しました。トヨタ販売店が手掛ける「クラウンクロスオーバー」はどのようにカスタムされているのでしょうか。
あえて「車高ダウン!」 スポーティ仕上げのクラウンクロスオーバーとは
群馬トヨタグループは、2023年1月13日から15日まで3日間、千葉市美浜区の幕張メッセで開催された「東京オートサロン2023」に3台のカスタマイズカーを展示しました。
そのなかで、2022年7月に登場した「クラウンクロスオーバー」をカスタマイズした「GTG CROWN type GR」を披露しました。
クラウンは1955年の初代モデル登場以来、60年以上ものあいだ日本を代表する高級車としてトヨタのラインナップに立ち続けています。
16代目の現行型は2022年7月15日に世界初公開され、「クロスオーバー」「セダン」「スポーツ」「エステート」と、これまでにない4タイプものバリエーションを持つグローバルな車種へと進化しました。
その中でも、先陣を切ってデビューしたのはクロスオーバーで、2022年9月に発売。これまでのトヨタの上級車種らしい雰囲気は残しつつ、車高が大幅に上がり、大径ホイールを採用したことでSUVのような革新的なスタイリングとなり大きく話題となりました。
そんなクラウンクロスオーバーを群馬トヨタグループ(GTG)がカスタマイズを施し、東京オートサロン2023で展示しました。
カスタムのコンセプトは「新しいCROWNをもっと楽しく!自分流にこだわった1台」。
ホワイトが輝くノーマルのクラウンクロスオーバーに、クスコ製のダウンサス「ストリートゼロA(試作品)」を装備。純正のSUVらしい車高から、従来のセダン並みの車高へとローダウンされており、ワイドアンドローな雰囲気を持つクルマとなっています。
新型クラウンクロスオーバーの特徴である高い車高をダウンさせたことについて、GTGの担当者は以下のように話します。
「新型クラウンは車高の高いクロスオーバーとなりましたが、あえて車高を落としてみました。そうすることで、今までの高級感のあるクラウンとは違い、かなりスポーティに仕上がっていると思います。
車高は50mmダウンさせていますが、メーカー公式では新型クラウンの場合、車高を落とす限度は25mmから30mm程度です。これはTSS(トヨタセーフティセンス)の作動を考慮しなくてはならないため、市販品ではこの範囲に収まったものを販売する予定です」
エクステリアでは、ネクストイノベーション製ブラックフロントリップを装着。フロントグリルからロアグリルまでブラックアウトされた純正のデザインとマッチし、さらに迫力が生まれています。
ホイールはレイズ「ホムラ」ブランドの20インチを装着。ホイールの塗装は光輝タイプとなっており、輝きを放つ深いリム部が特徴です。クラウンクロスオーバーの大きなタイヤハウスとクーペのような流麗なスタイリングがさらに強調されています。
なお、純正の最大21インチからインチダウンさせたことについては、先出の担当者は「街乗りで快適に走行できるよう、乗り心地を重視してサイズダウンしています」と説明します。
リアはガナドール製マフラーを装着。クラウンクロスオーバーのイメージを一新する4本出しとなっているほか、チタンの焼き色が虹色に輝き、リア周りを一気にスポーティに変身させています。
今回装着されているカスタマイズパーツについて、先出の担当者は「いずれも市販を見据えています」と話しており、新型クラウンクロスオーバーを早速カスタムしたい人にとって魅力的な存在となりそうです。
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GTGはクラウンクロスオーバーのほかに、「ランドクルーザー70」と「ハイラックス」のカスタマイズカーも披露しています。
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