鮮烈レッド「タント カスタム」が刺激ヤバすぎ!?「ワニ皮内装」と「ドクロシフト」がイカす! ちょい懐かしカスタムを披露
ダイハツは東京オートサロン2023にカスタムカー「タント カスタム レッド/ブラック」を出展しました。どのようなカスタムが施されたのでしょうか。
ちょい懐かしさを感じるド派手仕様の「タント カスタム」を展示
ダイハツは2023年1月13日から3日間、幕張メッセ(千葉市美浜区)で開催された「東京オートサロン2023」に5台のコンセプトカーをはじめ、さまざまなカスタマイズカーを展示しました。
なかでも、独自のカスタムを施した「タント カスタム レッド/ブラック」はひときわ目を引く赤いボディカラーが目立っていました。
タント カスタム レッド/ブラックは、2019年に登場し2022年10月にフロントフェイスなどが刷新された軽スーパーハイトワゴン「タント」のエアログレード「タント カスタム」をベースとしたカスタムカーです。
ダイハツは、「Custom is back」をテーマとし、カスタマイズの原点に立ち戻り、刺激的で迫力のあるスタイルに仕上げたといいます。
外装は鮮烈な印象を与えるレッドをベースに、ウインドウ上部はブラックとなる2トーンカラーで、レッドの塗装は見る角度を変えると直線模様同士が交差するグラフィックが映し出されます。
特にスライドドア下部からDピラーにかけては、レッドをベースにブラックがぼかし塗装となっており、グラデーションのような美しい塗り分けとなっています。
この塗装についてダイハツの担当者は「特別な塗装で、かつて流行した国産車のカスタムをイメージしています。市販車に採用するにはかなりコストがかかるため、あくまでも参考出品となります」と説明しています。
タント カスタム レッド/ブラックは内装もこだわってカスタムされており、ブラックを基調としながらも、フロアカーカーペットやドアトリム、シフトパネルはエクステリアと同様なイメージを持たせる赤に塗装されています。
さらに、運転席と助手席のインパネ上部にはクロコダイル調レザーの加飾パネルが装着されているほか、ドクロのシフトノブを装備するなど、昔流行したカスタムカルチャーを彷彿とさせる迫力のあるものに仕上がっています。ちなみに、ドクロシフトノブはスイッチを入れると目が光るようです。
また、シートは外装と同様に、側面がブラックをベースにレッドのぼかしカラーで、背面と座面部はダイヤモンドステッチの加工がされているほか、「TANTO CUSTOM」のエンボス加工も施されています。
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かつてはミニバンや軽ワゴンなどで、このような刺激的なカスタムが流行しましたが、今ではその数も大幅に減らしています。
そんな少し懐かしさを感じるタント カスタム レッド/ブラックですが、今後の市販化は未定としつつもダイハツ担当者は、「社内で上がった遊び心ある案を採用し、このように展示することで、ダイハツのファンをもっと増やしたいと考えています」と説明しています。
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