超ド派手な日産「ブルーバード」が50数年ぶりに復活! 青ラメ塗装&エアサスに反響多い… 「人生で1番頑張った」レストアカスタムとは
2代目となる「ブルーバード」が東京オートサロン2023で蘇ったといいます。どのようなモデルなのでしょうか。
「人生で1番頑張った」 ついに411ブルーバードが復活!
ダットサン ブルーバードといえば、日産が誇る名車のひとつです。
そんなブルーバードが50年ぶりにド派手なカスタマイズが施され東京オートサロン2023で蘇ったといいます。
毎年1月に開催される世界最大級のカスタムカー&チューニングカーの祭典「東京オートサロン」。
その東京オートサロンに千葉県にある日本自動車大学校(通称NATS)は25年連続で出展しています。
毎年、訪れるユーザーの度肝を抜くカスタムカーなどを展示しており、これらのモデルは同校カスタマイズ科の学生達が手掛けています。
東京オートサロン2023年には「NATS Alphard Super Dually」、「NATS GR STANCE」、「NATS RX-Cabriolet」、そして「NATS BlueBird Reboot」が展示されました。
ブルーバード以外はベース車をカスタマイズしたものですが、ブルーバードは学生達がレストアをしたモデルとなっています。
レストア車両に選ばれたのは、2代目「ダットサン ブルーバード(P411型)」(以下411ブルーバード)です。
1963年9月に登場した2代目ブルーバードですが、今回の411ブルーバードは1965年5月のマイナーチェンジでグリルやリアデザインが変更されたモデルとなります。
今回お披露目された411ブルーバードは、ルーフやボディの一部に古いアメ車のカスタム「ローライダー」で定番のラメ塗装となるソウルペイント(カスタムペイント)が施されています。
そんな見た目にもインパクトがある411ブルーバードの製作コンセプトについて、次のように説明されています。
「1960年代、車業界の歴史に残るBC戦争(ブルーバードとコロナの販売合戦)。その立役者となるのがダットサン ブルーバード(410)となり、ピニンファリーナのデザインは当時不人気だったと聞きます。
そして50年以上の時を経てレストア&カスタムで復活を試みました。
足回りにはエアフォースジャパン製のエアサスを入れてカスタム色を強めて復活を目指しました」
実際、製作するにあたり苦労した部分について同校の学生は次のように話しています。
「苦労した部分は、外板のレストア部分がかなり多かった部分です。
最初にサビだらけだった部分を剥がして鉄板を曲げて補強するなどから始まったほか、現代のクルマではないので形状の意味や、初めて見る機構や部品の構造を確認しながらの作業で時間がかかりました。
足回りにエアフォースのエアサスを取り付けましたが、専用設計のポン付けではないのでマウントやリンクを考えながら作るのに苦労しました」
このような苦労のなかで、完成した際の感想を別の学生は次のように語っています。
「とにかく人生で1番頑張った半年間でした。完成したときは胸にグッとくるものがありました。
あとはとにかくオートサロンに間に合わないといわれていたので、間に合わせることが出来て安心しています。
また特徴として、リアが元々リーフサスペンションだったので車高がほとんど下げられなかったのですが、ジムニーシエラのキットを使って上手く加工してやりました」
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そして来場者からの反響は「年齢層の高めの人から注目されていますね。あとはカスタムペイントも派手なので若い人からも注目されていました」と話しています。
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