マツダが「ランクルプラド」より幅広い新型「CX-50」お披露目! ゴツい「新型アウトドアSUV」中国で発売へ

マツダの新型SUV「CX-50」が中国の広州モーターショーで発表されました。北米で展開されるアウトドア系のSUVが中国にも導入されることになります。

北米に続き中国市場に導入へ

 マツダと長安汽車の合弁会社「長安マツダ」は2022年12月30日、中国市場に導入する予定の新型「CX-50」を広州モーターショーで公開しました。

 新型CX-50は、2021年11月に米国で世界初公開されたクロスオーバーSUVの新モデルです。2022年1月に生産が始まりました。

 北米市場を中心に展開される海外モデルで、日本では未発売ですが、今回中国での発売が明らかになりました。

広州モーターショーで発表されたマツダ新型「CX-50」
広州モーターショーで発表されたマツダ新型「CX-50」

 新型CX-50の外観は、マツダのデザインテーマ「魂動デザイン」によるエレガントさと、SUVの力強さとタフな機能性を融合させた、ダイナミックなスタイリングを実現。

 力強いグリルやブラックのサイドウィング、スリムな半円形のライト、太く力強いワイドホイールアーチなど、頼もしい安定感と力強さを感じさせる、アウトドアSUVという新たなカテゴリを創出しました。

 中国仕様のボディカラーには、専用色として「ジルコンサンド」と「トランキリティブルー」が設定されます。

 大きなクルマを好む中国のユーザーの要望を踏まえ、ボディサイズは全長4785mm×全幅1920mm×全高1638mm、ホイールベース2815mmと、日本で販売されるマツダ新型「CX-60」(全幅1890mm)やトヨタ「ランドクルーザープラド」(全幅1885mm)と比較しても横幅を広く確保。

 ミドルサイズSUV並みのボディを実現し、クラストップレベルの広々とした車内空間で長距離旅行や家族旅行もラクにおこなえます。

 また、中国でのニーズに応えるために後席の足元空間を広くしたほか、後席中央の膨らみの高さを低くして、より快適性を高めました。

 エンジンは、2リッターおよび2.5リッターガソリンを搭載。2.5リッターガソリンエンジンにはマツダの最新のインテリジェント可変シリンダー技術が採用され、優れた走行性能と燃費性能を実現しました。

 なお、将来的にはパワーと燃費を両立したハイブリッドシステムも搭載される予定だといいます。

※ ※ ※

 中国仕様の新型CX-50は長安マツダの南京工場で生産されることになっています。

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