見た目も走りも攻めた! トヨタ新型「プリウス」は暴走対策も万全!? まるでスポーツモデルな最新HVの秘密

トヨタ新型「プリウス」が登場しました。デザインも走行性能もスポーティになった新型プリウスですが、どのようなところに魅力があるのでしょうか。

新たなブレーキ採用で安全性が向上

 トヨタ新型「プリウス」についての試乗レポートはすでに出回っているけれど、誰も書いていないことがいくつかある。ということで、クルマ通なら知っておきたい「新型プリウスのひみつ」について紹介してみたい。
 

スポーティになったトヨタ新型「プリウス」
スポーティになったトヨタ新型「プリウス」

 まずいちばんの「いいね!」は暴走時の安全対策。今までのトヨタ車はドライバーがアクセル全開のままにしてしまうと、助手席に乗っている人は打つ手がなかった。
 
 正確にいえばセレクトレバーを「N」の位置で長押しすればニュートラルになるのだけれど、止まることはできない。

 一方、新型プリウスは電動パーキングのスイッチを引くだけでOK。すぐに前進するパワーがゼロになり、同時に前後輪へ油圧ブレーキを掛けてくれる。

 試してみたら急ブレーキでこそないけれど、驚くほど滑らかかつ素早く停止した。これ、覚えておくと良いと思う。

 参考までに、トヨタのハイブリッドは2022年8月に登場した新型「シエンタ」から新しいブレーキシステムに切り替えている。

 今までは油圧タンクからバルブ調整で4つの車輪にブレーキを掛けており、専門的にいうと「アキュムレーターを使いソレノイドバルブでブレーキ制御をしている」となる。

 バルブが開く際、油圧が突如立ち上がるため、ブレーキのかけ始めの調整が難しい。具体的にはブレーキペダル踏んだときの立ち上がりのブレーキ調整が難しかった。

 それが新型シエンタ以降、ブレーキ踏むとモーターで油圧を作り出すシステムに切り替えている。新型シエンタだけでなく、新型「クラウン」も新型プリウスもブレーキタッチが明らかに良くなっています。

 試乗する機会あったらぜひ丁寧にブレーキ踏んでみて欲しい。フル協調回生ブレーキなのに、よくできた油圧ブレーキみたいだ。

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