ホンダが「新型セダン」をお披露目か!? メッシュグリル採用の爆売モデル全面刷新! 年間20万台超え誇るアコード、中国導入へ
2022年11月に11代目となる新型モデルが北米で発表されたホンダ「アコード」が中国市場でも導入される動きが出ています。
ホンダを支えるグローバルセダンがフルモデルチェンジ! 中国市場にまもなく投入か
地域によっては年間20万台の販売台数を誇る、ホンダのグローバルセダンが2022年11月に発表されました。
スタイリッシュなデザインが特徴の新型セダンとはどのようなモデルなのでしょうか。
【画像】スタイリッシュセダンが間もなくお披露目!? 先行公開されたデザインを見る!(14枚)
2022年11月に11代目となる新型モデルが発表されたホンダ「アコード」。
発表されたのは北米市場向けとなりますが、その新型アコードが中国でも販売されることが明らかとなりました。
この情報が判明したのは中華人民共和国工業情報化部(通称:工信部)のサイトです。
工信部は日本でいうところの経済産業省や総務省の業務を扱う機関となり、中国では自動車メーカーが中国国内で製造する新型モデルを正式発表する前に、その情報を工信部に届け出る必要があります。
今回明らかとなったのは、中国仕様の新型アコードです。
アコードはホンダが1976年にデビューさせたセダンで、2020年に全世界での販売台数が累計で1800万台を記録しました。
日本ではよりシビックや、ヴェゼル、そしてN-BOXの陰に隠れて印象が薄いですが、その一方でアメリカと中国では絶大な人気を誇るベストセラーモデルです。
その証拠に各市場での販売台数を見てみると、日本では月間平均が200台以下、少ないときは100台以下を記録することもあります。
しかし、2021年にアメリカでは年間20万2676台、中国では年間20万1329台を販売しており、アコードの存在意義はもはやこのふたつの市場のためにあるといっても過言ではないでしょう。
そのような状況下で発表された11代目アコードのワールドプレミアはアメリカでおこなわれました。
新しくなったエクステリアはホンダが4代目フィットより採用したシンプルなデザインランゲージを取り入れており、先代アコードと比較してより落ち着いた印象を見るものに与えます。
また、パワートレインは先代で設定されていた2リッター直列4気筒ターボエンジンを廃止、1.5リッターターボモデルと、2リッターハイブリッドモデルの2モデルで北米市場では展開されます。
新型アコードは今まで北米仕様のスペックのみが公開されていましたが、今回はその中国仕様が明らかとなりました。
外観はすでに発表されている北米仕様と大差なく、ボディサイズも同一の全長4980mm×全幅1860mm×全高1450mm、ホイールベース2830mm。
リアに目を回すと、ホンダの広州汽車との合弁会社「広汽ホンダ」のエンブレムが存在しており、これまでの中国仕様アコード同様、広汽ホンダが製造・販売をおこなうことがここからわかります。
また、北米仕様には存在しない「260 TURBO」のエンブレムも確認できますが、これはホンダが中国市場にて付与しているパワートレイン別の名称であり、3桁の数字は搭載するパワートレインのトルク数値です。
ちなみに、今回届出されている情報には搭載エンジンが1.5リッター直列4気筒ターボエンジンとなっています。
少なくとも北米仕様と同様に中国でも1.5リッターターボモデルが投入されることがわかります。
また、これまでの流れからハイブリッドモデルも従来通り投入されることが予想されます。
ホンダセンシング360が搭載されるのか気になるね