ボンドカーとN360が競演? 「トヨタ博物館クラシックカー・フェスティバル」開催
トヨタが毎年恒例の「クラシックカー・フェスティバル」を、2016年11月26日に開催。レースや映画で活躍した数々の名車が実際に走る姿を眺められる貴重な機会で、見た目だけではなく、そのエンジン音も楽しめるそうです。
スカーフとサングラス着用でプレゼントも
2016年11月26日(土)、トヨタが「2016 トヨタ博物館 クラシックカー・フェスティバル in 神宮外苑」を開催します。
明治神宮外苑(東京都新宿区)にて毎年開催されている恒例のイベントで、今年で東京開催10周年。神宮外苑の聖徳記念絵画館前をメイン会場に、一般参加のクラシックカー約100台によるパレードや、トヨタ博物館(愛知県長久手市)が所蔵するクラシックカーの展示、走行披露などを催すといいます。
今回のイベントは「見て、聴いて、感じる 突き抜けたクルマたち―’50s、’60s」をテーマに、みっつの世界記録と13の国際記録を樹立したトヨタ「2000GT スピードトライアル」(レプリカ)をはじめ、1967(昭和42)年に公開された映画『007は二度死ぬ』のために作られたトヨタ「2000GT ボンドカー」や、1963(昭和38)年に開催された「第1回日本グランプリ」でクラス優勝を飾ったダットサン「フェアレディ SP310」などを展示。これらに並び、ホンダコレクションホール(栃木県茂木町)が収蔵する、ホンダ初のFF(前輪駆動)方式を採用した軽自動車「N360」が特別出展され、ほかのクルマとともに走るデモンストレーションも予定されています。
また、記念乗車撮影できるクルマとして、フェラーリ「ディーノ 246GTS」なども並べられる予定とのこと。
開催は午前10時から15時30分まで、入場は無料です。なお、東京開催10周年記念の特典として特別観覧エリアを設置するほか、今回の展示テーマである1950年代をイメージし、スカーフとサングラスの両方を身に着けた来場者先着100人に「トヨタ博物館入場券(2人分)」をプレゼントするそうです。
トヨタは「トヨタ博物館は“世界と日本の自動車産業がどう絡み合い進化してきたか”をより分かりやすく伝えることを目的に、本館常設展のリニューアルを推進中。来年1月には本館3階常設展をリニューアル予定であり、今回の企画展示はこれに関連したものである」としています。
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提供:乗りものニュース