“レクサスバッジ”が減った! レクサス“最上級セダン”が進化!? 新「LS」豪で発売
レクサスのオーストラリア法人は、2022年12月14日、最上級セダン「LS」の2023年モデルを発表しました。どのようなクルマなのでしょうか。
ハイブリッドバッジがなくなった! 2023年型のレクサス「LS」
2022年12月14日、レクサスのオーストラリア法人は、最上級セダン「LS」の2023年モデルを発表しました。
日本で販売されるLSよりも限られたグレード構成となるようです。
LSは、レクサスの最上級セダン。日本でも一部改良を受けた5代目LSが、2022年10月13日に登場しています。
今回発表されたオーストラリア向け2023年モデルのLSは、最新のコネクティビティ技術により情報、コミュニケーション、エンターテイメントへのシームレスなアクセスを実現し、これまで以上に洗練されたラグジュアリー体験を提供するとされています。
従来モデルと比較して、最新のレクサスマルチメディアシステムが搭載され、センターコンソールにあった従来のタッチパッドに代わり、新しいタッチスクリーンディスプレイを通じて操作することが可能。
また、ステアリングホイールのトークボタンや、ディスプレイのマイクアイコン、または「Hey Lexus」と発話すると起動できる音声認識機能からも操作可能で、システムは所定の定型句を認識するように設定されています。
Lexus Connected Servicesも拡張され、マルチメディアやリモート機能が充実。オドメーターや残燃料レベル、残走行距離、車両の最後の位置、車両診断データ、最近の走行の詳細、ドアロックの状況など、豊富な車両データと情報に所有者がすぐにアクセスできるほか、エンジンのリモートスタートや、ドアのロック/アンロック、ハザード ライトの点灯などをスマートフォンからおこなうことができます。
さらに、ワイヤレスのApple CarPlayが、有線のAndroid Autoとともに標準装備となるほか、センターコンソールの形状が、リッドを開閉することなく、スマートフォンを簡単に収納できるように改良されています。
エクステリアの変更は、トランクリッドのレクサスバッジの削除、リアドア下部のハイブリッドバッジの削除、レクサスブランドロゴバッジと「500h」モデル名バッジのブルー色の部分の削除といった、最小限の変更にとどめています。
パワートレインでは、ガソリンエンジンモデルであるLS500には、最高出力約421馬力・最大トルク600Nmを発生する3.5リッターV型6気筒ツインターボエンジンを引き続き搭載。
ハイブリッドモデルであるLS500hは3.5リッター自然吸気V型6気筒エンジンにマルチステージハイブリッドシステムが加わり、最高出力約358馬力を発揮します。駆動方式では、日本と違い4WDを選択できません。
価格は、エントリーグレードとして設定されている「500h F Sport」が、19万5920豪ドル(1786万円)、最上級グレードとなる「LS 500 Sports Luxury」が20万2320豪ドル(1845万円)です。
今回の改良についてレクサスのオーストラリア法人は以下のようにコメントしています。
「LSに対するこれらの微細ではあるが重要な機能強化は、2021年2月の包括的なアップデートに続き、レクサスのフラッグシップセダンがフルサイズリアドライブラグジュアリーカーのリーダーとしての地位を維持することを確実にするために重要なことです」
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