金ピカTOYOTAロゴ光る! ド派手カスタム「ローダウン&巨大カゴ」が凄い! トヨタ「ハイラックス」がタイで人気な理由は? 世界初BEV体感も
ディーゼル「ハイラックス」とBEV「ハイラックス」の違いは?
2022年12月14日にタイ・バンコクにて「タイトヨタ60周年式典」がおこなわれました。
その式典では、新型「ハイラックスレボBEVコンセプト」がお披露目されましたが、グローバルモデルとして世界のさまざまな道や場所、そして環境下で支持されるハイラックスですが、従来の仕様とどのように異なるのでしょうか。
お披露目されたハイラックスレボBEVコンセプトについて、トヨタの豊田章男社長は「カーボンニュートラルとより良い地球環境の実現に貢献するクルマです」と語っています。
そして、式典と同じ週に開催された「タイ25時間耐久レース」では、仕事から趣味までさまざまなカスタマイズが施されたハイラックスに混じって、ハイラックスレボBEVコンセプトの姿がありました。
さらに今回は特別にハイラックスレボとハイラックスレボBEVコンセプトの乗り比べもおこなわれました。
試乗したハイラックスレボは、2.4リッターディーゼルエンジンを搭載。
ディーゼル車特有のアクセルを踏み込んでから動き出すまでの時差があり、動き出すと力強い加速感を覚えます。
さらに、従来のハイラックスは油圧ステアリングを採用しています。またピックアップトラック特有の左右に動かしたときにタイヤが動くまでの間となる「遊び」の部分が大きく、悪路などであれば良い感じのフィーリングになるものの、スポーティなステアリング操作では感覚を掴むのに一苦労でした。
一方のハイラックスレボBEVコンセプトは、従来のハイラックスと大きくことなるのがフロントフェイスを採用。
従来の象徴的なヘキサゴングリルはEVらしさを強調するためにレス風のデザインに変更されました。
さらにボディの下回りを見るとバッテリーやラダーフレームに直接付けられたモーターが見て取れます。
内装は従来フロア中央にシフトレバーが配置されますが、ハイラックスレボBEVコンセプトではトヨタのBEV「bZ4X」と同じダイヤル式シフトを採用しているようです。
外からハイラックスレボBEVコンセプトの走りを見る限り、ディーゼル車とは異なり電気自動車ならではの加速でした。
実際にハイラックスレボBEVコンセプトを体感すると、ディーゼル車ならではの振動はなく、電気自動車特有の高い静粛性に驚きます。
そして、アクセルを踏み込んでいくとハイラックスの重さを感じない軽やかに走り出します。
0-100km/h加速ではV8エンジン並みの加速を味わえました。
さらにハイラックスレボBEVコンセプトは電動パワーステアリング(EPS)を採用。ステアリングを動かすと多少の遊びはあるものの油圧ステアリングよりは意図通りに滑らかな動きとなっています。
また荷台下部にはバッテリーとモーターを搭載することで、ボディ自体の剛性も高まり、操縦安定性も向上しているように感じました。
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